『最後まで行く』(2023年、日本リメイク版/WOWOW)😉

118分 2023年 東宝

2014年に公開されて大ヒットしたコリアン・サスペンスの同名映画をリメイクした日本版。
主人公の刑事を岡田准一、彼を追い詰める敵役に綾野剛、彼らの背後で暗躍するヤクザの親分に柄本明を配し、岡田の妻役で花を添える紅一点は広末涼子と、オールスターキャストの大作に仕上げている。

最初の大きな変更点は、岡田が車で跳ねてしまう男(磯村勇斗)の死体の〝処理方法〟。
韓国は土葬だから後で掘り返すこともできるのに対し、日本は火葬なので葬儀の直後に焼かれないようにしなければならないのがミソで、岡田が焦りまくって知恵を絞るくだりが面白い。

しかし、ストーリーは韓国版にはない趣向の盛り過ぎで、いささかもたれる。
とくに、ほぼオリジナル版通りだった岡田と綾野の対決の後、なおもこれでもかとばかりにどんでん返しが繰り返される終盤は、何もそこまで引っ張らなくても、と思ってしまいました。

オススメ度B。

A=ぜひ!🤗😱 B=よかったら😉 C=気になったら🤨  D=ヒマだったら😑

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。2010〜2026年、東京スポーツでコラムや野球記事を連載。 日本文藝家協会会員。Yahoo!ニュース公式コメンテーター。
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