
116分 2025年 デンマーク、スウェーデン PG12
日本公開:2026年6月19日 配給:スターキャットアルバトロス・フィルム
@新宿ピカデリー スクリーン5 6月24日PM13:25~
マッツ・ミケルセンが自分をジョン・レノンと思い込んだ精神病患者を演じている、と聞いて、これは面白そうだと思い、きのう新宿ピカデリーまで足を運んできました。
左足の母指球はまだジンジン痛むんだけれど、新宿区で平日も通常上映している映画館はここしかなかったもので。
邦題からしてコメディータッチのファミリードラマかと思ったら、時折挟まる暴力描写が結構どぎつく、次第に深刻なテーマをはらんでいることがわかってきて、ジワジワと引き込まれていく。
原題は「最後のバイキング」で、バイキングの兜に重要な意味があることを示唆しているのだが、日本の配給会社は「バイキング」じゃ客を呼べないと考えたのかな。
ミケルセン演じるマンフレルの弟アンカー(ニコライ・リー・コス)が現金輸送車を襲い、4000万クローネ(約10億円)を強奪する。
アンカーは現金入りのバッグをコインロッカーに預け、その鍵をマンフレルに渡してバッグを隠すよう指示した後、警察に逮捕された。
15年後、刑務所から出所したアンカーがマンフレルにバッグのありかを聞こうとすると、マンフレルという名前を呼んだだけで激しい拒否反応を示す。
この極端で危ないリアクションが笑わせどころのひとつで、ミケルセンは宣伝のために来日した際、「できるだけ自分でやりたかったが、そうもいかないシーンはスタントマンと話し合って割り振りを決めた」と話していました。
マンフレルが現金入りのバッグをどこに隠したか明かそうととせず、アンカーは何とかかき口説くのに四苦八苦。
そうした中、精神科医(ラーシュ・ブリグマン)は自分をポール・マッカートニー、ジョージ・ハリソン、リンゴ・スターと思い込んでいる患者を集め、ビートルズを結成させればいい、と提案する。
と書くと、何だ、やっぱりコメディじゃないかと思われるだろうが、オリジナル脚本を書いた監督アナス・トマス・イェンセンが後半に突きつけてくる真相はかなり重い。
なお、ミケルセンは本作について、「デンマークらしいイカれた映画だよね」とコメントしております。
オススメ度A。
A=ぜひ!🤗😱 B=よかったら😉 C=気になったら🤨 D=ヒマだったら😑え