『怪獣王ゴジラ』(Netflix)🤨

Godzilla,King of the Monsters!
80分 1956年 アメリカ=トランス・ワールド・リリーシング・コーポレーション(西海岸)、エンバシー・ピクチャーズ(東海岸) 日本=東宝 モノクロ
日本公開:1957年

Netflixが『ゴジラ-1.0』(2023)の配信開始に合わせてラインナップに挙げたゴジラ作品の1本。
東宝の第1作『ゴジラ』(1954)をベースに、アメリカの制作会社がレイモンド・バー演じる通信社記者のパートを加えて再編集した〝日米合作版〟である。

予想していたよりもきちんと作られており、バーも彼の相手をする日本人役の俳優(日系人?)もそれなりにしっかり演じている。
また、この時代にありがちなトンチンカンな日本の描写がほとんどなかったことにも好感が持てた。

しかし、志村喬、平田昭彦、宝田明ら、日本の俳優たちが、日本人同士で会話を交わす場面まで英語に吹き替えられているのはやはりおかしい。
そういうところは日本語のまま、英語字幕を出してほしかったが、アメリカ人の観客は昔から字幕を受けつけないから仕方がないか。

こういう機会でもなければ観られない作品であることは確か。
よっぽどのゴジラファン、及び映画史的、資料的価値を重視している視聴者にとっては一見の価値がある。

オススメ度C。

A=ぜひ!🤗😱 B=よかったら😉 C=気になったら🤨  D=ヒマだったら😑

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。2010〜2026年、東京スポーツでコラムや野球記事を連載。 日本文藝家協会会員。Yahoo!ニュース公式コメンテーター。
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