
母の四十九日法要や実家の遺品の整理など、所用のために1日から広島県竹原市の家に帰省中です。
ひいきにしていた安全タクシーが4月1日から山陽タクシーに吸収合併されたため、前回の帰京から空港への送り迎えには吉名交通を利用している。
家に来てまず目を引いたのが、庭で咲き誇っている3本のツツジ。
2022年父親が亡くなってから去年までの3年間、咲いても1輪か2輪だったのが、今年は2本がほぼ満開、もう1本も3分の1くらい咲いているから驚いた。

毎年、この時期に、門の前でたくさん咲いているのが濃いピンク色の花々。
1日の午後、買い物を済ませて帰宅すると、犬を連れた女性の2人連れが、その花を見ながら何事か話している。
そこで「この花は何て言うんでしょうか?」と聞いたら、女性の1人が「ストロベリーキャンドルですよ」というお答え。
これまでは毎年、僕の両親に断ってはいくつか摘んで持ち帰り、自宅で育ててきたのだそうです。
ストロベリーキャンドルの下にはクリスマスローズも植わっている。
これも毎年可憐な花を咲かせていると、女性が説明してくれた。
「赤坂さんのお父さんが植えた花でね。
『きれいですねえ』と言うたら、ニッコリ笑ってね、『そうでしょう』とうれしそうに言うとられましたよ」
今年はまだ花をつけていないクリスマスローズも「持って帰っていいでしょうか」と女性は聞いてきた。
もちろん、「どうぞどうぞ、大切に育ててくださいね」と僕は答えた。
近隣の住民とこういう会話ができるのも、父親が残してくれた財産の一つであり、古里のよさかもしれない。
ただ、おかげで僕自身はクリスマスローズの花を見られなくなっちゃったのが、ちょっと残念、だったかな。