しばらくDeNA通いが続いていたけれど、きのうは今月4日の伝統の一戦以来、17日ぶりに巨人戦の取材。
4日には「最近よく来るね」と言っていた川相コーチに、きのうは「珍しく来てるじゃない」と声をかけられ、巨人の近況についてお話を聞きました。
川相コーチの発案で始まった東京ドーム限定の早出バント練習、スポーツ紙が名付けた「川相塾」は現在も継続中。
小林、重信、オコエのようなベテラン、中堅から門脇、泉口のような若手、新人が志願して参加し、マシン相手に黙々とバントを繰り返している。
そんな選手たちの中に、前日に育成から支配下選手に復帰し、さっそくこの日の中日戦に2番・右翼でスタメン出場した立岡の姿もあった。
立岡は三回と七回、走者のいる場面できっちり送りバントを決め、七回には1−1の同点とした吉川の犠牲フライにつなげている。
早出練習のおかげでバントの成功率が上がっているかどうかはわからない、と川相コーチは言う。
ただ、バント失敗が目についたシーズン序盤よりは確実に決められるようになった、と手応えを感じている様子でした。
この日の中日戦で、立岡がさっそくその成果を示してくれたわけ。
地味ながらも堅実なプレーで貢献した立岡を、阿部監督も試合後の会見で評価していた。
しかし、それはそれとして、きのうは試合が長かった。
4時間25分も費やしたあげく、延長十二回引き分けは、今シーズンの個人的最長記録です。
ちなみに、同じこの日の夜6時に始まり、21−0と記録的大差のついたソフトバンク-楽天戦は2時間50分と、1−1の巨人-中日戦より1時間半以上も早く終わっている。
プロ野球界のみなさん、もっとスピードアップを心がけましょう！
