東京ドームもいろいろと変わったなあ⚾️

昨年までデニーズやローソンやのあったところ

きょうは東京ドームで今年初めての巨人主催オープン戦取材でした。
しかし、〈東京ドームシティ〉という名称の付いているこの界隈、WBCの大盛り上がりでまったく話題にもならなかったけれど、実は昨年から閉店、閉鎖が相次いでいます。

ドームへ向かう通路沿い、黄色いビルに並んでいたデニーズ、ローソン、郵便局、エビスバー、プロント、ゲームセンターが軒並み消滅。
このうちローソンだけは東京ドームホテルで営業を続けているものの、東京ドームシティにあったMLBカフェも移転のために閉店しており、寂しくなった印象は否めません。

MLBカフェの公式ホームページによると、19日現在、移転先は未定。
これらの店舗のほとんどが昨年中にクローズしており、WBC景気で大幅な収益アップが見込めていたのにもかかわらず、なぜ相次いで撤退したのか、大変不可解です。

ネット上では「賃料の値上げが原因ではないか」と指摘する声も挙がっているが、推測の域を出ない。
WBC効果で野球人気の再燃が期待されている中、突如東京ドームシティに出現した〝シャッター商店街〟状態はいつまで続くのか、気になるところではあります。

川相総合コーチの指導ぶりを桑田ファーム総監督がじっくりと視察(右側の選手は中山)

コロナ禍の規制緩和に伴い、巨人戦の取材ではこれまでのような事前申請、関係者入口での検温がなくなった。
試合前にグラウンドに降りられない制約はいままで通りながら、カメラマン席やエキサイトシートに入ることは許されていて、ここから選手やコーチに声をかけることはできる。

しかし、きょうは去年までと変わらず、バックネット裏の席で川相総合コーチに取材。
この成果はきょうの東スポWEBにアップされているので、ぜひ御一読ください!

試合では外野席の鳴り物、声出し応援が復活

なお、試合は4-0で日本ハムが巨人に勝利。
個人的には、9回に代打で出てきて、初球をライト前ヒットにした清宮の打席をもっと見たかった。

東京ドームの巨人戦でも鳴り物や声出し応援が解禁され、お客さんは結構楽しんでいたようです。
ああ、それなのに、東京ドームシティの店が…(ふりだしに戻る)。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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