【きょう19日アップ!】東スポWEB『赤ペン!!』453

1984年、巨人の新入団記者会見に列席した佐藤洋・東北高校監督:後列左から4人目(©︎東京スポーツ新聞社)

今年のセンバツ、開幕戦で初戦敗退した東北・佐藤洋監督が、一躍〝時の人〟となっている。

18日の第1試合、初回に敵失で出塁した選手がペッパーミル・パフォーマンスを披露。
ベンチの選手も一斉に同じ仕草をしたところ、佐藤監督が審判に注意された。

これに「なぜいけないのか、理由を知りたい」と真っ向から反論したのだ。

「これだけ(WBCで)日本中が盛り上がっている。
なんでこんなことで、子供たちが楽しんでいるのを大人が止めるのか。

(高野連は)自由に野球を楽しむことを考えてもらいたいです。
高校野球のスタイルをちょっと変えたほうがいいんじゃないかな」

この佐藤監督、就任1 年目に指導法を一新し、母校を12年ぶりのセンバツ出場へ導いた。
頭髪を自由化し、練習ではユニホーム着用を義務づけず、選手に自分を「ヒロシさん」と呼ばせ、試合は選手任せのノーサインと、常に自主性尊重の方針を徹底してきたという。

そこで思い出したのが、佐藤監督が巨人選手時代に見せた好プレーである。
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スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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