『TOKYO VICE』#4虎穴虎子(WOWOW)😉

全8話 各話55分 2022年 アメリカ=HBO Max 日本=WOWOW
第4話初放送:2022年5月15日午後11:00〜

日本の大手紙〈明調新聞〉社会部記者ジェイク・エイデルスタイン(アンセル・エルゴート)は、同僚と新宿のバッティング・センターで遊んでいた最中、ヤクザたちに拉致された。
連れ込まれたのは地元の暴力団・千原会の本部で、待ち構えていた「事実上のトップ」石田(菅田俊)に、自分について悪い噂を流している情報源を突き止めてくれ、と頼み込まれる。

石田は定期的に警察関係者を招いて懇談していたが、いつしか千原会内部で「サツに買収されている」「サツの犬だ」と言われるようになった。
このままではいずれ子分に寝首をかかれてしまうだろう、その前に噂の出どころを見つけてくれれば、一生恩に着る、というのだ。

ジェイクはさっそく、懇意になったマル暴担当刑事・片桐(渡辺謙)に協力を依頼する。
というメインストーリーに、シリーズ冒頭で描かれた殺人事件と焼身自殺事件の調査取材、サマンサ(レイチェル・ケラー)の独立とクラブ開店に横槍を入れてくる男たちのエピソードが絡む。

Vシネマみたいな前話よりは持ち直したが、それぞれの事件やエピソードの関連性がいまだにはっきりせず、いまひとつ興味津々の展開には至っていない。
また、日本のヤクザの描き方が、何かと言えば凄んだり、刺青をクローズアップで見せたり、いちいち類型的なあたりも、またかと思ってしまいますね。

まあ、でも、そろそろ面白くなってきそうな雰囲気は感じました。
これから渡辺謙がどう立ち回るのかが楽しみです。

オススメ度B。

ブルーレイ&DVDレンタルお勧め度2022リスト
A=ぜひ!🤗 B=よかったら😉 C=気になったら🤨  D=ヒマだったら😑
※再見、及び旧サイトからの再録

41『TOKYO VICE』#3精神一到(2022年/WOWOW、HBO Max)C
40『ドニー・ダーコ』(2001年/米)B
39『スーパーマン&ロイス』シーズン1(6)「パワーの代償」(2021年/米)B
38『スーパーマン&ロイス』シーズン1(5)「スモールビルの良心」(2021年/米)B
37『TOKYO VICE』#2起死回生(2022年/WOWOW、HBO Max)B
36『TOKYO VICE』#1新聞記者(2022年/WOWOW、HBO Max)B
35『ふたりのウルトラマン』(2022年/NHK)A
34『スーパーマン&ロイス』シーズン1(4)「波乱の幕開け」(2021年/米)B
33『スーパーマン&ロイス』シーズン1(3)「人気者であることの特権」(2021年/米)B
32『カムバック・トゥ・ハリウッド‼︎』(2020年/米)B
31『すばらしき世界』(2021年/ワーナー・ブラザース)A
30『私は確信する』(2018年/仏、白)C
29『透明人間』(2020年/米)A
28『アナザーラウンド』(2020年/丁、蘭、瑞)A
27『スーパーマン&ロイス』シーズン1(2)「引き継いだもの」(2021年/米)A
26『スーパーマン&ロイス』シーズン1(1)「パワーの目覚め」(2021年/米)A
25『日本女侠伝 侠客芸者』(1969年/東映)A
24『昭和残俠伝 血染の唐獅子』(1967年/東映)B
23『大コメ騒動』(2021年/ラビットハウス)C
22『王の願い ハングルの始まり』(2019年/韓)A
21『フラッシュ・ゴードン』(1980年/米)B
20『タイムマシン』(2002年/米)C
19『アンダーウォーター』(2020年/米)C
18『グリーンランド−地球最後の2日間−』(2020年/米)B
17『潔白』(2020年/韓)B
16『ズーム/見えない参加者』(2020年/英)C
15『アオラレ』(2020年/米)B
14『21ブリッジ』(2019年/米)B
13『ムニュランガボ』(2007年/盧、米)C
12『ミナリ』(2020年/米)A
11『バイプレイヤーズ もしも100人の名脇役が映画を作ったら』(2021年/東宝映像事業部)C
10『死霊の罠』(1988年/ジョイパックフィルム)C
9『劇場版 奥様は、取扱注意』(2021年/東宝)C
8『VHSテープを巻き戻せ!』(2013年/米)A
7『キャノンフィルムズ爆走風雲録』(2014年/以)B
6『ある人質 生還までの398日』(2019年/丁、瑞、諾)A
5『1917 命をかけた伝令』(2020年/英、米)A
4『最後の決闘裁判』(2021年/英、米)B
3『そして誰もいなくなった』(2015年/英)A
2『食われる家族』(2020年/韓)C
1『藁にもすがる獣たち』(2020年/韓)B

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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