桑田と鳥谷の今⚾️

次々に蕾が開いている近所の庭木

ゆうべは午後11時から、アメリカ在住の球界関係者にリモートインタビューを行いました。
Zoomで取材相手、通訳さん、編集さんを交え、4人で1時間超のやり取り。

PCとスマホで見るアップ画像は大変クリアで、当然、全員マスクをしていないから、こちらの質問に誰がどういう表情をしているか、実によくわかる。
こういう手法は対面取材にはとても及ばない、という批判もあるし、その通りだとは思うけれど、それほど捨てたものでもないんじゃないかな。

朝10時前、いつもより遅めに起床した今朝もスマホで近所の桜などを撮影。
上の画像のように、写真も大変きれいに撮れるんですよね。

八回1死二塁、交代した大竹にボールを渡す桑田コーチ

で、きょうのオープン戦取材は東京ドームの巨人−ロッテ戦。
ゆうべの就寝が遅かったので、試合開始が通常の午後1時ではなく、2時間遅い3時だったのはありがたい。

試合前、久しぶりに会った某球団の編成担当者と挨拶、雑談、情報収集。
昨季AクラスだったチームAは厳しい、最近Bクラス続きのチームBは意外に打ちそう、昨季久々にBクラスに沈んだチームCは大きく変わりつつある、等々、大変興味深い話が多かった。

オープン戦の先発は巨人が菅野、ロッテが二木で、このクラスの投手が順調に調整し、普通に投げている間は何も起こらない。
菅野がまたフォームをマイナーチェンジしていて、常に変化を恐れず、改善を怠らない姿勢には感服する。

八回の投手交代機には、今年から投手チーフコーチ補佐に就任した桑田が東京ドームのグラウンドに登場。
個人的には初めて見る光景だったから、思わず「おおっ」と声を出しそうになっちゃった。

桑田コーチ補佐がマウンドに向かったのは、高梨が1死からマーティンに二塁打を打たれ、代走に和田が送られた直後。
背番号73のユニフォーム姿にも、マスクをつけた顔にも、現役時代から桑田知っている僕としてはやはり、なんとなく、違和感を覚えました。

という個人的感慨は別として、桑田自らボールを渡した大竹がビシッと抑えてくれればよかったんだけどなぁ。
初球を投げた直後、〝ロッテの韋駄天〟和田に三盗を決められ、さらに暴投でやらずもがなの3点目を献上し、結果的にこれが決勝点になってしまった。

九回1死、代打で登場した鳥谷

ロッテからは、3−2とリードして迎えた八回、サード・安田に代わる守備固めで鳥谷が登場。
九回には打席にも立ってデラロサと対戦し、四球を選んだ。

出塁すると二塁からリードを取る

鳥谷はさらに、巨人・デラロサのボークで二進し、代打・角中の打席で大きくリードを取る。
野球選手なら当たり前の姿勢ではあるけれど、ここで角中が打ったら、鳥谷がどのような走塁を見せるかと、オールドファンにとってはちょっとワクワクさせられた場面。

九回の守備ではショートも守った(サードは平沢)

九回裏、鳥谷はショートに回ったが、残念ながら守備機会はなし。
ただ、同じ内野手だった井口監督の気遣いが感じられる起用法だった。

コロナ前だったら、試合後はベンチ裏で鳥谷や桑田コーチ補佐の帰りがけにぶら下がり、一言二言、話を聞くか、それが無理な場合でも、表情だけは観察することができた。
そういう現場でしかできない取材を再現するのは、いくら便利なリモートでも不可能なんだよな、と改めて痛感しました。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
Scroll to top