さらば、LD💿&VHS📼

近日中に粗大ゴミに出すビデオデッキ(上)、レーザーディスク レコーダー

最近、きょうみたいに拙宅でゴロゴロしている日は、暇を見て捨てる物を選別している。
近々、粗大ゴミに出すビクターのビデオデッキ、パイオニアのレーザーディスク プレーヤー(CD&DVD兼用)もそのひとつ、いや、ふたつ。

ビデオデッキは我が家としては2代目で、レンタルビデオショップが衰退する前に購入してから、かれこれ20年ぐらい経つはず。
萩原健一さんの著書『ショーケン』(2007年/講談社)の構成の仕事していた際、DVD化されていないレア物の映画やテレビドラマを観る必要に迫られ、随分こき使ったものだ。

ここ数日、DVD版のない野球映画のレア物VHSを先輩記者に拝借し、3本連続で再生。
HDにダビングできるものはしておこうとしたら、その最中にとうとう動かなくなってしまった。

LDプレーヤーはもっと前からドライブが寿命に達しており、すでに生産中止となって修理も不可能。
もっと早く処分してもよかったんですが、そうなると、何度も繰り返し観たLD-BOXまで廃棄しなきゃいけないから、それが惜しくてねえ。

その捨てるに捨てられなかったLDは以下の通り。

『必殺仕掛人』上下2巻セット(初放送:1972~73年/TBS)
『新・必殺仕置人』上下2巻セット(同:1977年/NET=現テレビ朝日)
『スペクトルマン』上下2巻セット(同:1971~72年/フジテレビ)
『NHK少年ドラマシリーズ 七瀬ふたたび』(同:1979年/NHK)
『どろろ』(同:1969年/フジテレビ)
『ジョーズ SPECIAL COLECTION』劇場公開25周年記念版4枚組セット(劇場初公開:1975年/アメリカ=ユニバーサル・ピクチャーズ)

いずれも20年ぐらい前、ほとんど秋葉原の中古ショップで購入したもので、新品で買ったのは『ジョーズ』と『必殺仕掛人』の下巻ぐらい。
LD-BOXは購買層の少ないマニア向けの商品で、初回限定生産品が多かったためにすぐ売り切れてしまい、中古品を探したほうが早く手に入ったのである。

当時はネットが普及しておらず、Amazonもヤフオクもないから、暇を見つけては足で秋葉原の中古ショップを探し回った。
あのころ、上記の作品はまだDVD化されておらず、〈日本映画専門チャンネル〉のように昔のドラマを放送しているCS番組もなく、そこまでしてLD-BOXを買うほかに観る方法がなかったのだ。

必殺マニアの間ではいまでも評価が高い『新・必殺仕置人』は中古品でも大変な人気で、何度も秋葉原に通ってやっと上巻を手に入れたときはうれしかったものである。
そこまで苦労しなければ観られなかった『新・必殺仕置人』も、そのほかの作品も、のちに画質の良くなったDVDやブルーレイが発売され、いまではネットの中古ショップに売れ残りがズラリと並んでいる。

テレビドラマや映画のソフトは、『スペクトルマン』のファンのように新バージョンが出るたびに買い換えている熱心な人たちもいるが、僕はそこまでするほどのマニアではない。
DVD-BOXの上下2巻セットで買った『必殺仕置人』(1973年/TBS)、『必殺必中仕事屋稼業』(1975年/TBS、NET)も未開封のまま、ラックに置きっぱなしになっている。

なお、 LDは「燃えないゴミ」かと思ったら、「燃えるゴミ」の日に出すよう区役所の人に言われた。
まあ、どのLDも観ているときは「燃えた」けどねえ。😅

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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