親父の切り抜き

癒やされる絵ですね

今週末は久しぶりにやや長めのインタビュー原稿を書いていて、珍しく忙しい。
このBlogに書けるようなネタがないので、5年前に亡くなった父親の切り抜き画像を貼っておきます。

何から切り抜いたのかはわからないが、察するところ、たぶん竹原市のお寺かクリーニング屋さんでもらったカレンダーだろうと思う。
こういう標語を載せた月めくり、地方都市の店ではよくお付き合いで配っているから。

どんな時も笑顔でいよう、と思うことは大切だ。
しかし、父親はすぐ不機嫌になり、時折癇癪を起こす癖もあって、この絵と標語とは対照的な人間だった。

5年前に亡くなる間際は、せん妄のためにますます声を荒らげるようになっており、時に手のつけようがないほどだった。
その頃、実家の居間でこの切り抜きを見つけた。

何かと言えばすぐ怒っていた父親も、心の内では少々反省していたのかな。
まだ元気だった頃はなるべく笑顔でいようと、この切り抜きを見ては自分に言い聞かせていたのかもしれない。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。2010〜2026年、東京スポーツでコラムや野球記事を連載。 日本文藝家協会会員。Yahoo!ニュース公式コメンテーター。
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