
俺はやっぱり、死ぬまで〝映画小僧〟体質なのかな。
身も心もくたびれていたり、悔しさや悲しみを引きずっていたりしても、こういう映画やテレビに関する本の内容はスルスルと頭の中に入ってくる。
本書はタイトルにある通り、僕が20~30代の頃に公開された「新しい日本映画」の舞台裏を描いた対談集。
様々な作品に関わったにっかつ企画部出身のプロデューサー山田耕大に、映画ライターの高鳥都がインタビューして当時の内幕を振り返っている。
注目すべき点はいろいろあるが、最も興味深かったのはやはりディレクターズ・カンパニー結成と崩壊の舞台裏。
長谷川和彦が撮りたかった第3作はどのような内容だったのか、なぜ実現することなく世を去ったのか、かねてからの疑問が本書を読んでようやく氷解した。
この世代の映画人の中で最もカリスマ的個性の持ち主だった相米慎二は53歳で早逝し、大森一樹や森田芳光もすでに故人。
恐らく誰もが自分の仕事に満足することなく、まだまだ撮りたいもの、表現したいことを胸の内に残したまま亡くなったことだろう。
そういう意味で、63歳の僕には身につまされる読書体験でもあった。
僕と同世代の映画ファンは必読です。
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