ハマスタは今夜も盛り上がりました⚾️

きょうの試合前メシは〈福満園〉の五目焼きそば990円

本来なら東京オリンピックの開会式が行われるはずだったきょう、ハマスタではDeNA-広島3連戦がスタート。
このカードもコロナ禍さえなければ、夏休み中の週末とあり、スタンドの右側が青一色、左側が真っ赤に染まって大いに盛り上がったはず。

しかし、もう去年までの盛況ぶりを懐かしがってる場合じゃありません。
最近の感染拡大により、プロ野球も8月から球場収容人員の半分まで引き上げる予定だった観客数の上限を、現行の5000人以下のまま据え置き。

今年はスタンドの赤色もポツポツ程度

一応、5000人以下とする期限は8月末までになっているけど、あと1カ月少々で感染の大波が収まるかどうか。
おかげで、球場によってはわれわれが使用する記者席も閉鎖されたまま、当分は勝手の違う取材活動を持続せざるを得ず。

そうした中、最近は常時現場に出入りしているチーム以外の関係者に対し、PCR検査の便宜を図っている球団もあるそうです。
法人料金の集団検査となるため、個人料金よりはいくらか割引となる価格で受けられるらしい。

これまで試合中、首脳陣がマスクをつけていなかった巨人も、きょうのヤクルト戦(神宮)から原監督以下、全スタッフがオレンジ色のマスクを着用。
東京の感染者数が激増している折、来週火曜から始まる本拠地・東京ドームでの初の有観客試合を控え、何らかの目に見える対策に迫られた形ですね。

それやこれやと気分のクサクサすることは多々あるけれど、ハマスタはきょうも手に汗握るシーソーゲームでなかなか白熱。
最後はDeNAの新4番、佐野が逆転満塁サヨナラホームランをかっ飛ばしてスタンドを沸かせました。

一昨日、12球団の4番としては一番遅く本塁打を打ってから、これで3試合連続のアーチ。
ヒーローインタビューでのアナウンサーとのやり取りがまた傑作だった。

――最後の場面、どういう気持ちでしたか?

「オースティン、ロペス、決めてくれ! と思いながら見てました」

――これからも、ホームラン期待していいですか?

「しないでくださ~い!」

佐野のヒーローインタビュー

しかし、カープはマジで心配だな…。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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