とりあえず健康状態は良い

今朝7時半ごろ、一礼していく人が多い赤城神社

ちゃんとやった、あるいはちゃんとやってもらったつもりでいたら、何もちゃんとできていなかった。
ということが昨夜から2度も続いて、久々に泡を食いました。

昨夜の就寝前、念のためにと、すでに某社へ送った原稿のファイルを開いたら、90行近く書いてあるはずの原稿が1行半しか書いてない。
慌てて別のパソコンのファイルや送信メールの添付ファイルを開いたが、どれもこれもやっぱり1行半。

ファイルを間違えて送ったんじゃないか、どこかに完成原稿のファイルが残ってるだろうと、2台使っているパソコンのフォルダをあちこち探し回ったけれど、やっぱりない。
でも、某社には届いてるはずだと思い、担当デスクに電話したら、「ちょっと待ってくださいよ…えーと…どこかに…いや、届いてませんねえ…」。

こうなったら改めて書き直すしかなく、少々寝酒の入っていた頭を奮い起こし、裂帛の気合で持って、ぬおおおお! と90行を一気に執筆。
送信し終えて、デスクから確認したとの連絡が来たときは心底ホッとしたよ。

ただ、いったんこういう興奮状態になると、ベッドに倒れ込んでもすぐに眠れるものではなく、睡眠時間は5時間ちょっと。
きょうはきょうで、2カ月に1度の血液検査と定期検診のため、朝8時には慈恵医大に行かなければならなかったんである。

そうしたら、診察の予約は入っているのに、採血の予約が抜けている。
いつもは8時に採血、その結果が出た9時過ぎに診察、ほとんど待ち時間なし、と大病院にしては大変スムーズに診てもらえるのに、看護師さん曰く「お医者さんがまだ来られないので、あと1時間待っててもらえませんか?」。

当然ながら眠たかったこともあって、それならもう帰りたいから、きょうはキャンセルして、改めて次回の予約を入れておきたい、などとブツブツ行ってたら、急遽血液検査が可能になった。
看護師の説明によると、検査科には僕の採血の予定が入っていたのだが、担当医が僕の予約票にその予定を書いておくのを失念したか、システムの不具合による記入漏れがあったらしい。

血液検査の結果は良好で、悪玉コレステロールの数値は相変わらず異常なし。
ちょっと驚いたのは、昨夜ふつうに寝酒を飲んでいたにもかかわらず、γ−GTPの数値まで下がっていたこと。

担当医によると、定期的な運動、つまりサイクリングが効いているらしい。
現在は週に2度、100㎞前後走っていると話すと、「素晴らしい!」とこの先生に初めて褒められた。

そう言えば、昨年悪玉コレステロールの数値が上がったころは、レギュラー仕事やプロ野球の取材に追われて、ろくに運動をしてなかったもんな。
健康維持には、食事や酒を減らす以前に、もしくはそれと同じくらい、やっぱり適度な運動が大切だということ。

いろんなスポーツが中止や延期になり、自分がスポーツをする時間が増え、そのおかげで健康を取り戻すことができた、とも言える。
結局、診察はいつもより早く9時過ぎに終了しました…ふあ〜あ。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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