東京スポーツ『赤ペン!!』261

今回のテーマは〝球界雀鬼伝説〟であります。

「こういうご時世になっちゃうと、うっかりこういう話もできないよな」

ある球界OBは、こう言って牌をつまんだり、ジャラジャラと洗牌する仕草をして見せた。
黒川前検事総長が賭け麻雀で辞任に追い込まれ、その影響がプロ野球界にも及んでいるという。

私がこの仕事を始めた30年前は、どこの球団もキャンプや遠征先の宿舎に麻雀部屋を作っていた。
寮では一部選手部屋に雀卓が常備され、そこに寮生が集い、夜な夜な、チー、ポン、ロン! とやっていたものです。

そういう世界で誕生した雀鬼のレジェンドとは…?

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朝刊の九スポは明日掲載予定です。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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