『さらば、ベルリン』(WOWOW)🤨

The Good German
108分 2006年 アメリカ=ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ モノクロ
日本公開:2007年

オーシャンズシリーズ3作(2001~07)でコンビを組んだスティーヴン・ソダーバーグとジョージ・クルーニーが1940年代のフィルム・ノワールを21世紀初頭に復活させたサスペンス映画。
第2次世界大戦直後のベルリンに乗り込んだアメリカ人記者(クルーニー)がかつて恋人だったドイツ人女性ケイト・ブランシェットと巡り会い、一緒にアメリカへ連れて帰ろうとする。

全編をモノクロで撮ったソダーバーグとしては、『カサブランカ』(1942)のイメージを狙ったのか。
実際、空港でクルーニーとブランシェットが会話を交わすシーンで、ハンフリー・ボガートとイングリッド・バーグマンを思い出した僕のようなオールドファンは多いはず。

ただし、ヒロインが往年のバーグマンではなく現代のブランシェットでは、ウラで何をやっているかわからないという〝女狐〟的イメージがつきまとう。
そのせいか、ソダーバーグの演出も妙に重苦しく、テンポも悪くて、サスペンスとして楽しむにはイマイチでした。

オススメ度C。

A=ぜひ!🤗😱 B=よかったら😉 C=気になったら🤨  D=ヒマだったら😑

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。2010〜2026年、東京スポーツでコラムや野球記事を連載。 日本文藝家協会会員。Yahoo!ニュース公式コメンテーター。
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