『ガリレオ』シーズン1、2(フジテレビ、Netflix)😉

シーズン1 9エピソード 各話45~56分 初放送:2007年
シーズン2 12エピソード 各話46~104分 初放送:2008~2009年
第12話はスピンオフ単発作品『ガリレオXX 内海薫最後の事件 愚弄ぶ(もてあそぶ)』 初放送:2013年 

福山雅治演じる湯川学は、原作に近づけたキャラクターになっていた映画版に比べ、このテレビドラマ版はかなりカリカチュアライズされている。
初放送時は福山のファンに好評で、なかなかの高視聴率を上げたそうだが、東野圭吾さんの原作小説を先に読んだ視聴者は結構違和感を覚えたのではないか。

帝都大学きってのイケメン先生とあって、授業はいつも女子大生の聴講生で満員、という設定からして、いかにも当時の「楽しくなければテレビじゃない」フジテレビ風。
警察に協力を求められると「実に面白い」という決めゼリフをつぶやき、謎解きの解が閃いた途端にテーマ曲が鳴り響いて、チョークやマジックで壁、道、ガラス窓に物理の数式を猛スピードで書き殴る、という演出はまるで変身ヒーローものさながらである。

とはいえ、こういうマンガチックな翻案が、1時間枠のレギュラー番組枠にはドンピシャリとハマっているのも確か。
毎回の犯人や関係者に唐沢寿明、新井浩文、大沢たかおら売り出し中だった男優陣、広末涼子、深田恭子、夏川結衣、蒼井優、天海祐希ら主役クラスの女優陣を起用しているあたりも、まだまだ勢いのあった頃のフジテレビならではでしょう。

オススメ度B。

A=ぜひ!🤗😱 B=よかったら😉 C=気になったら🤨  D=ヒマだったら😑

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。2010〜2026年、東京スポーツでコラムや野球記事を連載。 日本文藝家協会会員。Yahoo!ニュース公式コメンテーター。
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