
7月26日に亡くなった東野圭吾さんの名前を冠し、今年の正月2、3日に放送されたNHKのスペシャルドラマ。
しかも東野さんが熱心に打ち込んでいたスノーボードを重要なツールとした作品、というところに何か因縁のようなものを感じる。
原作が優れているだけに、ミステリーとしての面白さは折り紙付き。
東京都三鷹市で独居老人(平泉成)が絞殺され、つい最近まで犬の散歩係として雇われていた学生(細田佳央太)が容疑者として浮上する。
しかし、細田は老人の死亡時刻、北陸のスキー場でスノーボードをやっていて、「女神」と呼びたくなるほどの女性ボーダーと遭遇していた。
細田がアリバイを証明するには、まだ名前も知らない「女神」を探しだし、アリバイを証明してもらうほかない。
細田が親友の醍醐虎汰朗とともに再びスキー場へ向かっている一方、警察では三鷹北署のムロツヨシと恒松祐里が細田の追跡を開始。
以後、容疑者コンビが女性スノーボーダーを見つけるのが早いか、警察コンビが容疑者コンビを確保するのが早いか、料理屋旅館の女将・仲間由紀恵がからんで、追いつ追われつの展開となる。
クライマックスはタイトルの「雪煙チェイス」となり、ドローンを使った絵作りが秀逸で、なかなかの迫力。
終盤がかなりバタバタしてしまい、ご都合主義の連続みたいに見えるのがちょっと残念ですが、前後編合わせて2時間半弱、しっかり楽しむことができました。
なお、東野さんの小説は代表作の『白夜行』など、また映画化作品ではガリレオシリーズなど、評判となった作品は僕もほとんど拝読、拝見しています。
心よりお悔やみを申し上げるとともに、謹んでご冥福をお祈りいたします。
オススメ度B。
A=ぜひ!🤗😱 B=よかったら😉 C=気になったら🤨 D=ヒマだったら😑