日曜劇場『VIVANT』シーズン1(TBS、Netflix)🤗😱

全10話 計590分 2023年 TBS

今年、TBSで続編が放映されて話題になっているが、先にそちらを観ても理解できないことが多いだろうから、まずこちら3年前の〝パート1〟をネトフリで一気見しました。
わあ、こんなに面白いドラマだったのか、というのが第一印象です。

ただ、もっと早く観ればよかった、とは思えなかったなあ。
初放送時の2023年は父親が亡くなってまだ1年後、施設にいる母親と面会するために毎月東京と竹原を往復していたから、とてもこんな入り組んだドラマを毎週チェックしている余裕などなかったのです。

このドラマ、とにかく布石の打ち方が細かく、何気ない描写にもいちいち裏があるから、ノンビリ観ているとついつい重要なディテールを見逃しがちになる。
そういう意味では非常に丁寧に作り込まれているけれど、布石の回収とストーリーの展開の早さについていけない、という視聴者も少なくないでしょうね(と思うのは俺がトシだからかもしれないけど)。

原作とシナリオの面白さ、スケールの大きさと演出の巧みさなど、いずれも近年のテレビドラマとしてはピカイチの出来栄え。
主人公・乃木憂助を演じる堺雅人の熱演はもとより、公安・野崎刑事(阿部寛)の部下ドラム(富栄ドラム)、バルカ警察のチンギス(バラサラハルガ・バトボルド)など、無名の俳優を起用した脇役の存在も効いている。

ネットでは現在放送中の続編について、あれやこれやと様々な情報が飛び交っているようです。
が、僕はやっぱり、そうした情報はすべてシャットアウトし、しばらくしてネトフリで配信されたら、今回と同じように一気見したい。

オススメ度A。

A=ぜひ!🤗😱 B=よかったら😉 C=気になったら🤨  D=ヒマだったら😑

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。2010〜2026年、東京スポーツでコラムや野球記事を連載。 日本文藝家協会会員。Yahoo!ニュース公式コメンテーター。
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