
ポスターのコピーに「ガスマン」と書かれているのが何だかおかしい(本編ではこの言葉は使われていません)
Netflixが2日から配信を始めた新作リブート版ドラマシリーズ『ガス人間』のオリジナル版。
この映画は学生だった1980年代、毎年夏に東宝の特撮映画特集を組んでいたギンレイホール(現在は閉館、解体)で観た。
1960年製作の映画だから、「ガス人間」を表現する特撮技術は現代とは到底比べものにならない。
が、そういう技術的ハンディを軽々と凌駕して余りあるのが、リブート版ガス人間を演じたUTA(本木雅弘の長男)をはるかに凌駕して余りある土屋嘉男の演技、雰囲気、存在感である。
土屋ガス人間は警察や新聞社に忽然と現れ、表情ひとつ変えず、いたずらに力むことも凄むことなく、どこか詩的なニュアンスさえ漂わせながら「ガス人間」の出自と犯罪を語る。
エンディングで白いスーツに身を包み、ひとりしかいない劇場で八千草薫の踊りを見つめる姿は、土屋の俳優のキャリアの中でも頂点に位置する名演だろう。
ただ、トシのせいか、クライマックスでガス人間が倒れる姿は記憶から飛んでいて、初めて観たような印象を受けた。
リブート版ガス人間の幕切れでは続編がありそうなことを匂わせていたが、さて、土屋をしのぐほどのキャラクターに化けるか。
オススメ度A。
A=ぜひ!🤗😱 B=よかったら😉 C=気になったら🤨 D=ヒマだったら😑