最近のお好み村は外国人でいっぱい

カウンターには外国人観光客がズラリ(右の背中が店長)

マツダスタジアムで行われたCS(クライマックスシリーズ)ファーストステージ、当初は第1戦の14日㈯から第3戦翌日の17日㈫まで、3泊4日の旅程を立てていました。
が、カープが2連勝して15日㈰の第2戦で終わってしまい、その夜にホテルをチェックアウトしたため、今回の広島出張は1泊2日で終了。

その貴重な一日だけの夜、久しぶりに寄ったのが、同級生の大野くん、通称ノーインがやっているお好み村の〈大丸堂〉。
ここはかなりの人気店なので、いつもあらかじめ電話してから行くんだけど、今回は客層のあまりの変わりようにビックリしました。

なんと、鉄板カウンター15席のうち、日本人の客は僕ひとり!
ほかは全員、アメリカ、イギリス、オーストラリアからやってきたという外国人の高齢者カップルばかり!(もうひとりツアコンの日本人が帯同)

このグループが退席したら、今度はもっと若く、ツアコン抜きの外国人6人がやってきた。
最近のお好み村はインバウンド需要が高まっているとは聞いていたけれど、まさかこんなことになっているとは思わなかったなー。

外国人の注文は非常に細かく、トッピングのオーダーも各人各様なので、いちいち伝票にメモしてお好みを焼くノーインや店員も大忙し。
「イカ天て何ですか?」と聞かれ、英語で説明するのに四苦八苦している姿には、申し訳ないんですが笑っちゃった。

で、ノーイン、店員がいざ十数人のお好み焼きを作り始めると、外国人客も一斉にスマホで動画を撮り始めるんですね。
それがSNSで拡散され、今後もますますインバウンド需要が高まっていきそう、というのが、最近のお好み村のトレンドらしい。

時代は変わったなあ。
以下、今回食べた大丸堂のお勧めメニューの画像を貼っておきます。

定番のそば肉玉

これを見た外国人客には「小さいですね」と言われた。
彼らはエビだチーズだといろんなものをトッピングしていたからだろうね。

いや、お好み焼きはこのシンプルな形が一番美味しいんですよ!
とは、面倒臭いので説明しませんでした。

牡蠣焼き
コウネ焼き
最近はジョッキにこんなステッカーを貼ってるんですね
スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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