巨人の紅白戦、川相コーチのサイン会⚾

沖縄セルラースタジアム那覇

沖縄キャンプ取材3日目は、宿泊している旭橋近辺から最も近い奥武山運動公園で練習を行っている巨人をお訪ねしました。
きょうから再開された午前7時からの野手のアーリーワーク、宮崎では打撃だけでしたが、沖縄では新たに守備のメニューも加わった。

午前中、ロングティー打撃を行っていた坂本
12時半から始まった紅白戦

この日の練習の目玉は7回制の紅白戦。
白には中田、中島、吉川、松田、紅には坂本、丸、長野など、オーダーはどちらも主力やベテランを揃えた豪華版だった。

ただし、これは侍ジャパンに選ばれた岡本和や大城をはじめ、松原や重信がサポートメンバーとして招集されているため。
野手が19人しかいないので、紅白戦が始まった時点で控え野手は山瀬しかいなかった。

そうした中、注目されたのは、この豪華メンバーと対戦した若手投手陣の出来栄え。
しかし、白先発の井上(22歳・4年目)が2回5安打2失点、紅先発の赤星(24歳・2年目)が3安打2四球2失点と、まだ調整段階だからか、いずれもピリッとせず。

2-2のまま延長戦に入ると、8回から1死一、二塁のタイブレーク制に変更。
ここで2年目の山田(紅)が中田を申告敬遠して満塁となった直後、中島にストレートの押し出し四球を与えて白がサヨナラ勝ち、という何とも締まらない結果に終わりました。

サブグラウンドでノックをする川相総合(左)、元木作戦兼内野守備コーチ

紅白戦終了後は、川相、元木両コーチによる増田陸、秋広の守備練習を取材。
いつも通り、しっかりとこちらの質問に答えてくれた川相コーチは、本球場へ帰る前、行列をなしたファンに対応して、色紙にサイン、写真撮影にも応じていました。。

丁寧にサインをする川相コーチ

こういうとき、川相コーチはよく「どこから来たの?」とファンに問いかけ、短いながらも会話を交わしてコミュニケーションを取る。
このサイン会、写真撮影会を最後のひとりまでやり終えて、私の取材も終了となりました。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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