『マスカレード・ナイト』(WOWOW)😉

129分 2021年 東宝

東野圭吾の原作を木村拓哉、長澤まさみ主演で映画化した『マスカレード・ホテル』(2019年)に続く〈マスカレード・シリーズ〉第2弾。
舞台は前作と同じホテルコルテシア東京で、長澤演じる山岸尚美は前作のフロントクラークからコンシェルジュに昇格し、ロサンゼルスへの栄転の可能性が出てきたところへ、新たな事件が起こる。

ロリータファッションの女性がアパートの自室で感電死させられるという手の込んだ猟奇殺人事件が発生し、警視庁の稲垣係長(渡部篤郎)が指揮を取る捜査本部にFAXで匿名のタレ込み情報が届く。
大晦日の夜、ホテルコルテシア東京で行われるカウントダウン・パーティー〈マスカレード・ナイト〉に、犯人が秘かにやってくるというのだ。

このパーティーは500人に上る参加者全員、仮装して顔を隠すルールになっているため、パーティーが始まったら容疑者を特定することは難しい。
そこで、前作と同様、警視庁捜査一課の新田浩介警部補(キムタク)がフロントマンを装ってホテルに潜入し、パーティーの前に容疑者を逮捕しようとする。

前半ではこれまた前作同じく、ついホテルマンらしからぬぞんざいな口の利き方をしてしまう新田に山岸がツッコミを入れる、というお約束の掛け合いが展開。
そんなふたりの目の前に仲根緑(麻生久美子)、曾野昌明(勝村政信)・万智子(木村佳乃)夫妻、浦辺幹夫(博多華丸)、沢村一樹(日下部篤哉)など、それぞれに裏の顔や疑わしい事情を抱えた客が次々にやってくる。

監督は前作と同じフジテレビの鈴木雅之で、今回もそれなりに楽しませてくれます。
ただ、異なる複数の事件をクライマックスで見事に一つの真相へ収斂させた前作に比べると、本作は犯人と密告者との関係性が呑み込みにくいぶん、いささかカタルシスに欠ける、かな。

オススメ度B。

ブルーレイ&DVDレンタルお勧め度2022リスト
A=ぜひ!🤗 B=よかったら😉 C=気になったら🤨  D=ヒマだったら😑
※再見、及び旧サイトからの再録

75『そして、バトンは渡された』(2021年/ワーナー・ブラザース)B
74『スーパーマン&ロイス』シーズン1(15)「クリプトン最後の息子たち」(2021年/米)B
73『スーパーマン&ロイス』シーズン1(14)「エラディケーター」(2021年/米)B
72『スーパーマン&ロイス』シーズン1(13)「非常手段」(2021年/米)B
71『眼の壁』(2022年/WOWOW)B
70『白蛇小町』(1958年/大映)B
69『妖怪大戦争』(1968年/大映)B
68『妖怪百物語』(1968年/大映)B
67『レミニセンス』(2021年/米)C
66『張込み』(1958年/松竹)B
65『トップガン』(1986年/米)B
64『ゼロの焦点』(1961年/松竹)C
63『ザ・商社』(1980年/NHK)B
62『黒い画集 あるサラリーマンの証言』(1960年/東宝)B
61『地球の静止する日』(1951年/米)C
60『ウエストワールド』(1973年 /米)B
59『スーパーマン&ロイス』シーズン1(12)「たとえ死の谷を歩むとも」(2021年/米)B
58『スーパーマン&ロイス』シーズン1(11)「つかの間の追憶」(2021年/米)A
57『天使と悪魔』(2009年/米)A
56『キングコングの逆襲』(1967年/東宝)B
55『キング・コング』(1933年 /米)A
54『スーパーマン&ロイス』シーズン1(10)「母との再会」(2021年/米)A
53『スーパーマン&ロイス』シーズン1(9)「忠実なサブジェクト」(2021年/米)A
52『TOKYO VICE』#8剣ヶ峰(2022年/WOWOW、HBO Max)C
51『TOKYO VICE』#7不義不徳(2022年/WOWOW、HBO Max)B
50『ライトハウス』(2019年/米)C
49『TOKYO VICE』#6虚々実々(2022年/WOWOW、HBO Max)B
48『TOKYO VICE』#5因果応報(2022年/WOWOW、HBO Max)B
47『スーパーマン&ロイス』シーズン1(8)「無力な自分」(2021年/米)B
46『スーパーマン&ロイス』シーズン1(7)「鋼鉄の男」(2021年/米)B
45『プロミシング・ヤング・ウーマン』(2020年/米)A
44『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』(2018年/米)B
43『クワイエット・プレイス』(2018年/米)A
42『TOKYO VICE』#4虎穴虎子(2022年/WOWOW、HBO Max)B
41『TOKYO VICE』#3精神一到(2022年/WOWOW、HBO Max)C
40『ドニー・ダーコ』(2001年/米)B
39『スーパーマン&ロイス』シーズン1(6)「パワーの代償」(2021年/米)B
38『スーパーマン&ロイス』シーズン1(5)「スモールビルの良心」(2021年/米)B
37『TOKYO VICE』#2起死回生(2022年/WOWOW、HBO Max)B
36『TOKYO VICE』#1新聞記者(2022年/WOWOW、HBO Max)B
35『ふたりのウルトラマン』(2022年/NHK)A
34『スーパーマン&ロイス』シーズン1(4)「波乱の幕開け」(2021年/米)B
33『スーパーマン&ロイス』シーズン1(3)「人気者であることの特権」(2021年/米)B
32『カムバック・トゥ・ハリウッド‼︎』(2020年/米)B
31『すばらしき世界』(2021年/ワーナー・ブラザース)A
30『私は確信する』(2018年/仏、白)C
29『透明人間』(2020年/米)A
28『アナザーラウンド』(2020年/丁、蘭、瑞)A
27『スーパーマン&ロイス』シーズン1(2)「引き継いだもの」(2021年/米)A
26『スーパーマン&ロイス』シーズン1(1)「パワーの目覚め」(2021年/米)A
25『日本女侠伝 侠客芸者』(1969年/東映)A
24『昭和残俠伝 血染の唐獅子』(1967年/東映)B
23『大コメ騒動』(2021年/ラビットハウス)C
22『王の願い ハングルの始まり』(2019年/韓)A
21『フラッシュ・ゴードン』(1980年/米)B
20『タイムマシン』(2002年/米)C
19『アンダーウォーター』(2020年/米)C
18『グリーンランド−地球最後の2日間−』(2020年/米)B
17『潔白』(2020年/韓)B
16『ズーム/見えない参加者』(2020年/英)C
15『アオラレ』(2020年/米)B
14『21ブリッジ』(2019年/米)B
13『ムニュランガボ』(2007年/盧、米)C
12『ミナリ』(2020年/米)A
11『バイプレイヤーズ もしも100人の名脇役が映画を作ったら』(2021年/東宝映像事業部)C
10『死霊の罠』(1988年/ジョイパックフィルム)C
9『劇場版 奥様は、取扱注意』(2021年/東宝)C
8『VHSテープを巻き戻せ!』(2013年/米)A
7『キャノンフィルムズ爆走風雲録』(2014年/以)B
6『ある人質 生還までの398日』(2019年/丁、瑞、諾)A
5『1917 命をかけた伝令』(2020年/英、米)A
4『最後の決闘裁判』(2021年/英、米)B
3『そして誰もいなくなった』(2015年/英)A
2『食われる家族』(2020年/韓)C
1『藁にもすがる獣たち』(2020年/韓)B



スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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