ベースボールマガジン別冊早春号『三井ゴールデン・グラブ賞半世紀』SPECIAL INTERVIEW 川相昌弘

発行:ベースボールマガジン社 定価1100円=税込

現在発売中のベースボールマガジン別冊早春号、三井ゴールデングラブ特集号に、巨人・川相ファーム総監督のインタビューが掲載されています。
以下、冒頭の一部を紹介しましょう。

〈川相昌弘は遊撃手だった現役時代、ゴールデングラブ賞6度(1989~91、93、94、96年)の受賞を誇った。
巨人のショートとしては、坂本勇人を一つ上回る球団最多記録である。

打撃では犠打533個の世界記録を樹立。
王貞治、藤田元司、長嶋茂雄、原辰徳監督の下、チーム打撃と守備で7度の優勝と4度の日本一に貢献した。

それほどの実績を残した遊撃手が、18歳でプロ入りするまでは投手一筋。
内野手の経験は、ほぼゼロだった。

「ソフトボールで投手をしていた小学生時代、時々ショートをやったくらいです。
(岡山南)高校時代はエースで、5番も打っていたから、投げない試合ではライトを守っていましたね」

しかし、プロのスカウトには、投手より野手としての将来性を評価されていた。甲子園に2度出場し、84年秋のドラフト会議前に挨拶に来た10球団のほとんどが、野手転向を前提に獲得の意思を示している。

3球団競合の末、4位指名で巨人に入団したが、
「自分としては通用するとも、成功するとも全然思えなかった」と川相は言う。

「当時は、内野手としてはまったくの素人ですから。…〉

この続きはぜひ、現在発売中の別冊早春号で御一読ください!

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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