
元広島カープの羽月隆太郎に関する拙文、おかげさまでアップされた昨日はたくさんの方々に読んでいただきました。
羽月のような選手が「ゾンビたばこ」でしか語られなくなるのはあまりに忍びない、と思って書いただけに、当初の目的は果たせたかな、と思っています。
ただし、ストーリーの柱となっている2024年7月4日の試合は、必ずしも羽月を見たくて取材に行ったわけではない。
あの頃はちょうど、施設にいた母親の一時帰宅や通院に付き添うため、月に一度竹原市へ帰省していた最中。
当日はその合間に1日だけ時間ができたので、ちょうどカープ戦が行われているマツダスタジアムへ足を運ぶことにしたのだ。
特に取材したかった案件はなく、東スポのコラム『赤ペン!!』で使えるネタが拾えればいい、ぐらいの気持ちだった。
そこで、あの羽月の〝神走塁〟を目の当たりにしたのである。
興奮した僕は、試合が終わるや否や、久しぶりにカープのベンチ裏に駆けつけ、羽月を囲んだ報道陣の輪に加わった。
当時、広島カープの羽月隆太郎はいわゆる「ゾーン」に入っていた。
二盗、三盗といずれも相手バッテリーの初球に連続盗塁を決めたり、何度もけん制された直後の初球で鮮やかに次の塁を盗んで見せたり。
そのたびに羽月が強調していたのが、「常に最高の準備をしている」ということ。
ベンチでもグラウンドでも相手バッテリーの動きを観察し、ここぞというタイミングを見極めてスタートを切る。
「常に最高の準備をしているから、体が勝手に動くんです。
反射で行っちゃったような感じかな」
羽月はいかにして、そう言い切れるだけの境地に辿り着いたのか。
詳しい内容は拙文の2本目をNumberWebで御一読ください!