練習試合はきょうで中断、ベイスターズは明日から“5連休”

見違えるほど立派になった横浜スタジアム正面入口

レギュラーシーズンの開幕が早くとも4月24日に延期されたため、セ・リーグの練習試合もきょうでいったん打ち切り。
来月10日まではゲーム取材ができなくなるので、少しでも何かネタを拾っておこうと思い、横浜スタジアムへ足を運んできました。

きょうは本来なら開幕2カード目になるはずだったDeNA-阪神戦。
マルテ、ボーア、サンズと外国人3人でクリーンアップを組んだ阪神に対し、DeNAは故障で戦線離脱中のソト以外はほぼベストオーダーで臨んでいる。

そのソトは右手首を痛めていて、この日からやっと一軍の練習に合流したが、まだ試合に出られるような状態ではない。
トレーナーの組んだリハビリ用プログラムに沿って身体を動かしている状態が続いており、試合中はひとり室内練習場で別メニュー調整をしていたそうです。

練習試合は午後3時59分にプレーボール

こういう攻撃的オーダーを組んだ試合は得てして打撃戦になりにくいもので、案の定両チームとも最後まで無得点のまま、0−0で引き分け。
関西のスポーツ紙に「バースの再来」と騒がれていたボーアも音なしで引っ込み、「開幕してたらいまごろは大問題になっていたところですよ」と知り合いのトラ番を苦笑いさせていた。

DeNAは明日から3日間練習を休み、次の2日間は各選手の自主練習と、5日連続でチームの練習を“5連休”とすることを決定。
ラミレス監督曰く「ここに集まるのは5日後の来週火曜。ただ、そこでどういう練習をするか、具体的なことはまだ決めてません」とのこと。

人通りが少なかった中華街

仕事を終えたらまだ7時半だったので、久しぶりに中華街を覗いてみた。
ここも人通りは少なかったけれど、テレビで見るローマやニューヨークの夜の街ほど閑散としてはいない。

レタス炒飯が食べたくて有名店に足を向けたら、あいにくと休業中。
諦めて帰るか、飛び込みで別の店に入るか、しばし迷いながら別の店の店頭にあるメニューを見ていると、すぐさま店員が出てきた。

「お客さん、何食べたいんですか?」

「レタス炒飯なんだけど」

「あっ、それならウチにもあります、あります」

「え〜? 牛肉炒飯や蟹炒飯なら載ってるけど、レタス炒飯はないよ」

「ウチの炒飯には全部レタスが入ってます!
お望みなら牛肉を抜いてレタスをいっぱい入れた炒飯を同じ値段(850円)で出します!」

この店員の熱心さに押されて入店し、炒飯ができるまでのつなぎに生ビールとつまみを注文。
つまみはニンニクとゲソの炒め物で、これがなかなかうまい。

値段は確か450円

これのおかげで紹興酒が飲みたくなり、熱燗を1合注文。
メーンのレタス炒飯はまあまあで、〆てお一人様2500円の晩ご飯でした。

牛肉も結構入っていた今夜のメーンディッシュ
スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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