
98分 2024年 アメリカ、フランス
日本公開:2025年 配給:トランスフォーマー
アメリカの片田舎で草野球のリーグ戦に使われていた球場ソルジャーズ・フィールドが、中学校建設のため取り壊されることになった。
地元の草野球チームの男たちが、この球場で最後の試合をするために集まる。
そのほとんどはくたびれた老人や中年男で、足腰を痛めていたり、でっぷり太っていたり、さらにビールを飲みながらプレーするアル中がいたり。
観ていて、ちょっと真面目にやれよと言いたくなるオッサンたちなのだが、それでも一部のメンバーを除き、途中で試合を放り出そうとはしない。
野球というスポーツをリアリズムで描いた作品ではない。
朝から試合が始まり、午後になってもまだ終わらず、夕方には審判が帰ってしまい、陽が沈んでも車のヘッドライトの明かりを頼りにゲームが続けられる。
その合間に男たちの人生模様が挿入され、カーソン・ランドという新進気鋭の監督が、野球と球場に託して人間を描こうとしていることが、緩やかな空気案とともに伝わってくる。
原題のイーファスという言葉は、日本の野球界ではあまり馴染みがないが、100㎞を大きく下回る超スローボールのことで、この映画全体のテーマを表現しているようだ。
オススメ度B。
A=ぜひ!🤗😱 B=よかったら😉 C=気になったら🤨 D=ヒマだったら😑