Sports Graphic Number 1149『甲子園総力特集 エースがいた夏/強打者が語る俺のエース時代②村田修一

発行:文藝春秋 2026年8月27日号 定価800円=税込

きのう5日水曜、今年もまた甲子園で第108回全国高校野球選手権大会が開幕しました。
高校球児たちの熱戦が始まるのに合わせて、きょう6日発売のSports Graphic Numberも毎年恒例の甲子園特集を組みました。

僕がインタビュー原稿を執筆したのは「強打者が語る俺たちのエース時代」2本。
近鉄の〝いてまえ打線〟の主砲として鳴らした〝ノリ〟こと中村紀洋さんに続く2本目は、かつて横浜(現DeNA)と巨人の主砲として活躍したスラッガー村田修一さんです。

村田さんと言えば、野球ファンにはよく知られた「松坂世代」の1人。
東福岡高校のエース兼4番として鳴らしていた時代は、同じ九州地区に新垣渚(沖水)、杉内俊哉(鹿実)と錚々たるライバルを向こうに回して、「九州では俺がトップ」と自負していたんだとか。

個人的に、雑誌の仕事で村田さんにインタビューしたのは2度目。
前回は週刊現代のモノクログラビア(全9ページ!)の仕事で2010年1月の自主トレ期間中、村田選手が横浜の主砲だった頃で、場所はまだ安針塚にあったファームの練習場だった。

念のためにと昔の切り抜きを引っ張り出してみると、俺、当時も村田選手に「投手経験が役立っていることは何か」と聞いてるんだよね。
村田選手が若手を相手に打撃投手をやっているものだから、その目的と効果に興味がわいて。

選手を引退したのち、打撃コーチを経てDeNAの二軍監督となった村田さんは、昔取った杵柄で、現在も打撃投手を続けている。
10年前の取材経験がこういうところで生きるとはなあ、何事も「継続は力なり」ですね。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。2010〜2026年、東京スポーツでコラムや野球記事を連載。 日本文藝家協会会員。Yahoo!ニュース公式コメンテーター。
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