雨の王貞治DAY⚾☔

現役時代の王さんはカッコよかった

きのう開幕したプロ野球の交流戦、初日は東京ドームで巨人-ソフトバンク、神宮でヤクルト-ロッテ、それにハマスタでDeNA-楽天と、何故か関東に3試合が集中。
夜は災害級の豪雨になるかもしれないという予報だったので、とりあえず屋内球場の東京ドームを選択しました。

この日は巨人創立90周年企画のひとつ〈王貞治DAY〉。
5月3日の〈長嶋茂雄DAY〉と同じように、選手もスタッフも試合前練習では王さんの永久欠番1をあしらったTシャツを着用し、同じものがお客さん全員に配られた。

試合開始前のセレモニアルピッチには張本勲さん、ファーストピッチには原辰徳さんが登場。
原さんは相変わらずお元気そうだったけど、張本さんは杖をついていて、マウンドより5メートルぐらい手前で投げたボールがホームベースまで届かなかった。

それでも、真っ直ぐ帰ろうとはせず、自ら巨人ベンチに歩み寄り、選手たちに何事か話しかけていたのは張本さんらしかった。
若かりしころは取材でお世話になったので、また元気になっていただきたいものです。

攻守交代の合間には、堀内恒夫さん、江夏豊さん、それにイチローさんなど、王さんゆかりのレジェンドの方々のビデオメッセージが披露された。
五回終了時には王さん本人がグラウンドに姿を現し、スタンドに手を振って盛大な拍手と歓声を浴びていました。

ちなみに、王さんは僕が初めて取材したプロ野球の監督。
日刊ゲンダイの運動部に配属となったばかりの1988年9月、ひとりで甲子園に出張し、当時の上司に「王監督に今年でクビかどうか聞いてこい」と言われ、恐る恐る質問したことは今でも忘れられません。

結局、王さんはその年限りで解任されたんですが、僕の取材に対するコメントは実に丁寧かつ誠実。
当時のやり取りも、ボケて忘れてしまわないうちにどこかに書いておかなきゃな。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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