イジリ好きな日本ハムの大男⚾

雨上がりのハマスタ(今朝10時45分)

あえて個人名は伏せるが、日本ハムには元巨人の投手で、現在はフロントの要職にある大男がいる。
コロナ禍以降、A先生はめっきり日ハムの現場から足が遠のき、年に1~2回しか試合を取材することもないのだが、この大男はいつも目ざとくこちらを見つけ、何のかんのとイジリに来る。

横浜スタジアムでDeNAとのオープン戦が組まれたきょうもきょうとて、私を見つけるなり、さっそくからんできた。
以下、大男とA先生の会話。

大男「出禁じゃないの、出禁じゃ」
A先生「俺はもう4~5年は日ハムの原稿を書いてないのに、出禁にする理由がないだろ」
大男「いやいや、赤坂という名前は12球団で出禁にしていると聞いたんだけどなあ」
A先生「そういうことばかり言ってるとネタにするぞ」(もうしてますが)
大男「こんなこと言ってたらパワハラと言われる時代だもんな」

しかし、この程度のイジリはまだマシなほうかもしれない。
昔、DeNAでGMをやっていた某巨人OBは「何だ、誰が入っていいって言ったんだ、この野郎!」と、他の記者が大勢いる前で食ってかかってきたんだから。

それよりもっと困った人が、かつて闘将と呼ばれた監督さん。
この人は一見本気で怒鳴りつけてくるので、今だったらパワハラで訴えられていてもおかしくは…いや、よそう、殿堂入りもした故人をここで引き合いに出すのは。

なお、ゲームは開幕投手に決まっているDeNA・東が先発して3回2本塁打を含む6安打3失点1四球とピリッとせず。
日本ハムの先発・北山も4回1本塁打を含む4安打2失点4四球と、こちらも内容に乏しかったな。

スタンドが最も沸いたのは三回、オースティンに同点2ランが飛び出したとき。
それに九回裏、蝦名がいったんホームランと判定されたサヨナラ弾を放ったシーンだった。

けれど、これはすぐに審判がファウルと判定を訂正し、三浦監督がリクエストするもジャッジは覆らず、4-4の同点でゲームセット。
なお、試合後の囲み取材では、三浦監督にいつものように丁寧に取材に応じていただきました。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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