20数年ぶり大腸内視鏡検査の結果は🏥

検査当日の朝、自宅で服用した経口腸管洗浄剤、つまり下剤ですね

昨年予約しておいた武蔵小山胃腸内視鏡クリニックの大腸検査、やっと受けることができました。
本当は1月5日の予定だったんだけど、その2日に羽田空港で発生した衝突事故により、4日の帰京便が欠航となって、仕方なく延期をお願いしたところ、クリニックの都合やこちらのキャンプ取材などで先延ばしせざるを得ず、2カ月近くも先のこの日になった、というわけ。

胃の内視鏡検査なら新橋のムラタクリニックで毎年やっているものの、大腸のほうは日刊現代の社員記者だったころに聖路加病院で受けて以来、実に20数年ぶり。
これだけブランクが長いと、前日の朝からの食餌制限も、当日の腸管洗浄剤(画像)の服用もすっかり忘れていて、ほとんど初体験に近い。

きのうの朝食はトースト2枚(バター、マーガリン付き)、ゆで卵2個、プレーンヨーグルト1カップで、昼ごはんは素うどん玉落ちを丼1杯。
晩飯は白米のご飯茶碗1杯、皮を剥がした焼き鮭、冷奴、梅干し1個。

当然、酒は1滴も飲まずに、眠れるかなあ、と思いながら夜10時半に布団に潜り込んだら、意外なことに寝酒をやった後よりグッスリ眠れて、朝9時30分から大腸のカメラ受け入れ準備を開始。
腸管洗浄剤モビプレップを水に溶かし込んだ溶液を、180ml1杯につき10〜15分かけて飲み、2杯飲んだら水を180ml1杯飲む、というルーティンを3回繰り返し、便が液状になったら準備完了、となる。

これでウンチが出なかったら困るなあ、と思っていたら、ルーティン1回目で固形便が排出され、2回目の1杯目で泥状になり、3回目の1杯目で早くも液状となった。
ただ、まだ小さな固形便が若干混じっていたので、念のために4回目もやっておきました。

14時過ぎに武蔵小山クリニックに到着したら、14時半前に早くもかかりつけの先生の検査開始。
この先生がさる巨人OBのご子息で、去年は僕と巨人の某コーチが胃の内視鏡検査を受けたことは以前もこのBlogで書いた通りです。

お尻の穴から腸への挿入感を感じてほどなく、麻酔によって寝落ち。
看護師さんに起こされたら、もう3時半で、検査は完全に終了しておりました。

先生の説明によると、3カ所にポリープがあったので、すべて切除したとのこと。
画像で見せられたポリープは盲腸に8×3×5㎜、上行結腸に10×5×2㎜、下行結腸に10×8×1㎜のものができていて、20数年前の検査で3個切除したのは5㎜程度の大きさだったから、そのころから倍も大きなポリープができていたことになる。

「60歳になったら2年に一度は大腸の内視鏡検査も受けるように」という慈恵医大の柴先生、ムラタクリニックの村田先生のアドバイスがなく、検査を受けないでいたら、このポリープがやがて癌になっていたかもしれません。
と、とりあえずはホッと胸を撫で下ろした一日でした。

検査終了後は喜多方ラーメン卵入り940円
スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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