『妖星ゴラス』(WOWOW)😉

88分 1962年 東宝

これも『シン・ウルトラマン』(2022年)のWOWOW初放送に併せてオンエアされた昭和の東宝特撮大作。
小学生のころから地上波テレビ、レンタルビデオなどで飽きるほど観ているのだが、それでもこうして久しぶりに放送されると、やっぱり観ないではいられない。

地球の6000倍の質量を持つ妖星ゴラスを避けるため、南極にジェット噴射装置を設置して地球の軌道を変える、というアイデアは非常に斬新、というより突飛で、昭和の特撮映画ならでは。
『シン・ゴジラ』(2016年)みたいに徹頭徹尾理詰めの怪獣映画が大ヒットした現代では、こんなに奇想天外な映画はもう作られないでしょうね。

ゴラスの接近によって津波が起こり、東京の街が水浸しになってしまう特撮は、いま観てもそれなりに精巧にできているように思う。
エンディングでは地球がふたたび元の軌道に戻されることがほのめかされているが、今度は北極に噴射装置を作るんだろうか、南極とは違って氷しかないのにそんなことできるのかと、60歳になって見直すとどうでもいいことが気になりました。

オススメ度B。

A=ぜひ!🤗😱 B=よかったら😉 C=気になったら🤨  D=ヒマだったら😑

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
先頭に戻る