竹原の銘酒、安芸津の清酒🍶

G7広島サミットのラベルが貼られた安芸津の酒「富久長」

また東京へ帰る前、竹原で飲んだ日本酒の備忘録を書いておきます。
画像は5月8日、前川酒店で購入した安芸津・今田酒造の「富久長」。

今田酒造は東広島市安芸津町三津の蔵元。
三津は僕が幼稚園に入園してから小学校に上がった春先まで住んでいたところなので、ぜひとも味わってみたくなったのです。

今田酒造で4代目の杜氏を務める今田美穂さんは、面識はないけれども僕と同郷の同い年。
2020年にイギリスBBCの「今年の女性100人」に選ばれた国際的著名人で、ウィキペディアには日本語版ではなく英語版の項目があったりする。

余談ですが、ボトルに貼られている「G7広島サミットラベル」は広島県酒造組合に加盟する32の蔵元に配布されたもの。
サミットを盛り上げる一環だったようだけど、効果の程はいかばかりだったか。

前川酒店限定品
辛口純米

この富久長、まろやかな味わいが新鮮で、その後も前川酒店の限定銘柄、辛口純米と2種類続けて飲んでみました。
とりわけ、辛口純米の優しさとすっきり感が印象に残っています。

藤井酒造「宝寿」の晩酌純米と芳醇純米

一方、赤坂家で祖父の代から愛飲されているのが、祖父母の家の近所にあった藤井酒造の「宝寿」。
祖父の時代には二級酒1種類しかなかったそうだけど、現在では様々な銘柄の純米酒が造られています。

三人文殊

このほかに「夜の帝王」など、いろいろな銘柄を試してみました。
が、宝寿の場合はやはり、晩酌純米の生一本が一番、だと個人的には思います。

日南の芋焼酎「日南発ひなた」

竹原のスーパーではこういう焼酎も売っていました。
カープ戦をテレビ観戦しながら飲むにはちょうどいいかな。

なお、マツダスタジアムでカープ戦を取材した夜は、毎回缶ビール、缶チューハイを部屋飲みしてはバタンキュー、の繰り返しでした。
取材で汗びっしょりになり、ホテルでシャワーを浴びたら、夜でも暑い広島の街に繰り出す気になれなくて。

A先生もトシじゃのう。
いや、健康的じゃのう、と思うことにしよう。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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