コロナ禍は本当にもう終わりなのか🦠😷

毎度お馴染み無料PCR検査所〈J-VPD東京ラボラトリー〉

「3月以降、ワクチン接種の予定が決まってないんです」

今朝方、3回目のワクチン接種(ファイザー)を受けた飯田橋のクリニックに電話し、4回目を受けたいと話したら、こんな返事が返ってきた。
今月22日がとりあえず接種の最終日で、今月中はもう接種を行わず、3月以降も未定のままだというのだ。

僕が住んでいるのは新宿区で、4回目の接種券は昨年の夏に郵送されてきた。
さっそく3回目を受けたクリニックに電話したら、まだ60歳に達してないこと、基礎疾患がないことなどを理由に断られている。

仕方なく、接種対象者の制限がなくなった年明けの1月中旬に電話してみると、まだすぐには接種を受けることができず、「今から予約する場合は2月15日になります」と言われた。
ところが、きょう電話したら、10日後の22日なら接種を受けられると言われたので、その数日後に予約をお願いすると、いや、その22日以降はいつになるかわからない、という回答。

聞けば、こんなふうにそろそろワクチン接種から〝暫時撤退〟しているクリニックが多いのだそうだ。
そう言えば、今年の宮崎では、キャンプ前までは報道陣に陰性証明の提示を求めておいて、いざ行ってみたら不要に変更していた球団もあった。

5月8日からコロナを2類から5類に分類することが決まり、マスクの使用も来月13日から大幅に緩和される見通しで、きのう乗った田園都市線では早くもマスクをしていない乗客を何人か見かけた。
東京の感染者数はきょう810人と2日連続で1000人を切り、全国の感染者数も9423人と約7カ月半ぶりに1万人を下回った。

現在、沖縄でキャンプ中の球団は、マスコミに昨年までのような陰性証明書の提示を要求しない、と取材のガイドラインに明記している。
一方で、沖縄県庁がPCR検査の受検を「推奨」している、との一文を添えている球団もある。

そこで今回も、毎回通っている愛住町の無料検査所〈J-VPD東京ラボラトリー〉を訪ねたら、去年の今頃は行列ができていたお昼時に僕ひとり。
暇を持て余しているらしいボランティアにいちいちあれこれ手順を指示されるのが煩わしく、思わず「もう10回以上来てるんだからわかってるよ」と言ってしまった。

結果は今回も陰性。
コロナ禍以降、恐らく30回以上はPCR検査を受けているが、陽性判定が出たことはまだ一度もない。

ただ、だからと言って、今後も感染しないかどうかはわかりません。
自分はコロナにかからないんだ、と妙な自信を持っていたら感染してしまい、咳や喉の痛みや倦怠感など、諸症状に苦しめられた知人友人も大勢いるから。

なお、飯田橋のクリニックからはその後、4回目のワクチン接種を受けられる3月の日取りを電話で知らせてきました。
明日から沖縄に行ってきます。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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