今年のカープ、強いかどうかはともかく、面白いのは確か⚾😄

油津行きの車窓から眺めた日南海岸、通称「鬼の洗濯板」

今キャンプ最初の日曜だったきのうは、カープが練習している日南へ行ってきました。
例年、宮崎交通の路線バスを利用していたんですが、昨秋からダイヤが変更されて1時間遅れになり、昼前でなければ到着できなくなったため、今回はJRに変更。

朝9時10分、宮崎駅発の日南線油津行きに乗り、車窓から鬼の洗濯板などを眺めながら揺られていたら、10時半前に到着。
おかげでじっくり練習を見ることができました。

天福球場
朝から大勢のファンが詰めかけていました

天福球場のスタンドは例年通り、全国から集まった赤いユニフォーム姿のカープファンでいっぱい。
そうした中、新井監督が思わぬマイクパフォーマンスを披露してくれました。

ランチ特打をしている秋山、マクブルーム、菊池涼、それに新外国人デビットソンを順番に紹介。
秋山を「(今年は)最初からチームの力になってくれると思います」、菊池涼について「皆さんご存じ背番号33番、何も言わなくてもやってくれると思ってます」と紹介すると、スタンドから盛大な拍手が巻き起こった。

ところが、2年目のマクブルームを「今年新加入の選手」と言ってしまい、慌てて「失礼しました」と言い直す一幕も。
最後は「MCは野間でした」と、選手のせいにして爆笑を誘っていました。

黒田博樹・球団アドバイザー

練習で目を引いたのは、きのうからキャンプに合流した球団アドバイザー・黒田博樹さんの指導ぶり。
ご本人は「自分から何か言うより、まず選手たちの話を聞くこと」に重点を置いていると語っていたものの、僕が若手や新人たちに取材すると、黒田さんのほうから質問されるケースも多かったようです。

新井監督の即席サイン会

午後のフリー打撃の最中には、新井監督が球場前に出てきて即席サイン会。
選手たちも練習後にファンの前を通りかかると足を止め、積極的にサインに応じていました。

なお、この夜はお約束の広島風お好み焼き屋、カープOBの片岡光宏さんが経営する〈かたおか〉へ。
先に来ていた小早川先輩は一足先に帰られた後と聞き、ホッとしていたら、背後の席には金石さんとオリックスの入来コーチが…以下略。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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