【きょう10日アップ&発売!】東スポWeb&東京スポーツ『赤ペン!!』440

東スポと当コラムの愛読者のみなさん、今年もよろしくお願いします!
新年最初の話題はソフトバンクの王貞治球団会長です!

「もう去年のような悔しい思いは二度としたくない。
10ゲームくらい引き離してゴールするんだという強い気持ちを持って戦いたいと思ってます」

5日の仕事始め、王さんはこんな大胆な〝大独走優勝宣言〟をぶち上げた。
昨季、連覇したオリックスに同率で並びながら、直接対決の勝差でV逸したことがよっぽど腹に据えかねているらしい。

今でこそすっかり温厚になった印象の強い〝世界の王〟だが、本性は〝世界の負けず嫌い王〟。
そこで思い出されるのは、王監督が前身ダイエーで初采配を振った1995年の開幕2連戦である。

この年のホークスも大補強を敢行し、打線には1番松永浩美、3番秋山幸二、4番ケビン・ミッチェルと豪華メンバーがズラリ。
開幕戦では9番・藤本現監督が値千金の本塁打を放ち、幸先よく初白星を飾っている。

ところが、開幕2戦目はサード小久保の悪送球で悪夢のような逆転サヨナラ負け。
試合直後、王監督の顔は怒りで真っ赤、眉間に皺を寄せ、唇を震わせながら…この続きは東スポWeb、及び今日発売の東スポ、大スポ、中京スポ、九スポで御一読ください!

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
先頭に戻る