【きょう8日アップ&発売!】東スポWeb&東京スポーツ『赤ペン!!』430

広島から巨人に復帰した長野久義(37)、5年ぶりの古巣でどれだけ存在感を示せるだろうか。

広島・鈴木球団本部長が「長野がユニホームを脱ぐならやはり巨人で」と提案し、これを巨人が受け入れて成立した今回の無償トレード。
長野が両球団の温情に応えるには、来年バットで結果を残さなければならない。

キャリアハイの打率3割1分6厘で首位打者となったのはプロ2年目の2011年。
この年、長野が意外に苦労していたのが送りバントである。

優勝を逃したこの年の終盤、長野は痛いところでバントを失敗。
試合前のバント練習でも、私が見ていた最中、ファウルチップが顔のすぐ横に飛んできてヒヤリとさせられた。

すると長野は「大丈夫でしたか? 気をつけてくださいよ。僕のバント、(打球が)どこへ行くかわからないことがあるんで」。
バントが下手だと自覚している正直さに加えて、練習中でも周囲の記者への目配り、気配りを欠かさない性格に感心させられたものである。

そんな長野が…、
この続きは東スポWEB、および本日発売の東スポ、大スポ、中京スポ、九スポで御一読ください!

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
先頭に戻る