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先頃、引退を表明した斎藤佑樹、巨人に入っていたらどんな投手になっていただろうか。
しょせん〝たられば〟ではあるが、彼がユニフォームを脱ぐと聞いて、11年前、2010年秋のドラフト前に巻き起こった大騒動を思い出さずにはいられなかった。

当時、早大4年だった斎藤を1位指名すると、ロッテとヤクルトがいち早く表明。
そこへ、巨人が思わぬ〝示威行動〟に出て波紋が広がった。

7月30日、斎藤が先発した世界大学野球選手権・韓国との開幕戦。
神宮球場のスタンドに、いつもの巨人のスカウト陣に加え、清武球団代表をはじめ二軍の投手やバッテリー担当コーチが登場し、総勢14人の〝大視察団〟を編成して斎藤の投球を見守ったのだ。

斎藤は希望する球団について発言を控えていたが、本人と両親は熱心な巨人ファンだと言われていた。
巨人の球団幹部が「斎藤が本当に入りたがっているのはウチだよ」と、オフレコで発言していたという事実もある。

しかし、肝心の斎藤の成績が…、
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スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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