東京スポーツ『赤ペン!!』258

これは最近、プロ野球界で最も心温まるニュースだったと思う。
コロナ禍が続く先月28日、広島・佐々岡監督が大瀬良、薮田、ドラフト1位新人・森下と感染症指定医療機関・舟入市民病院を訪問。

ユニホーム姿で駐車場に現れ、病棟内部の医療従事者や患者たちに約10分間、何度も手を振ってエールを送りました。
1950年の創立以来地域密着でやってきたカープ、そのカープのために身を粉にして投げ続けてきた佐々岡監督らしい激励だった。

実は、佐々岡監督自身、現役時代に風邪で非常に痛い目に遭っているのです。
1996年、前半戦で首位を独走していた広島が、巨人に11・5ゲーム差を引っ繰り返され、大逆転優勝を許したシーズンのこと。

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スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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