『愛はステロイド』(WOWOW)😉

Love Lies Bleeding
104分 2024年 アメリカ=A24、イギリス=ライオンズゲート R15+
日本公開:2025年 配給:ハピネットファントム・スタジオ

実生活でもバイセクシャルのクリステン・スチュワートと、女性ボディビルダーのケイティ・オブライアンがレズビアン・カップルを演じるクライム・サスペンス。
アメリカの片田舎のトレーニング・ジムにオブライアンがフラリとやってきて、スタッフのスチュワートとたちまち恋仲になると、ふたりして次々に凄惨な事件を巻き起こす。

きっかけは、ラスベガスでのボディビル・コンテストで優勝を目指すオブライアンに、スチュワートが勧めるアナボリック・ステロイド(筋肉増強剤)。
この過剰摂取による副作用で精神に異常をきたしたオブライアンが、スチュワートの姉ジェナ・マローンを虐待していた夫デイヴ・フランコを殴り殺してしまう。

スチュワートはフランコの死体を砂漠地帯の峡谷に運び、車ごと爆破して遺棄するが、間もなく警察に発見される。
実は、この事件の裏側にはスチュワートの家族が抱えた忌まわしい秘密が隠されていた。

最初のうちはマッチョな女優ふたりのエグいセックス描写に辟易させられそうになったけれど、謎解きの興味が前面に出てくると俄然面白くなる。
同じくレズビアン・カップルの逃避行を描いた大傑作『テルマ&ルイーズ』(1991)を彷彿とさせる佳作でした。

オススメ度B。

A=ぜひ!🤗😱 B=よかったら😉 C=気になったら🤨  D=ヒマだったら😑

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。2010〜2026年、東京スポーツでコラムや野球記事を連載。 日本文藝家協会会員。Yahoo!ニュース公式コメンテーター。
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