カープ日南秋季キャンプ訪問⚾

天福球場

きのうは日南へカープの秋季キャンプを取材に行ってきました。
あらかじめ時刻表を検索しておき、朝9時10分、宮崎駅発の日南線に乗ろうと思ったら、今朝になってこの便が土日祝のみで、平日には運行されていないと判明。

とんだ見間違いをしちまった、と朝7時前に気づいたときはもう遅く、6時54分発が出たあとで、次の便はなんと午後2時台。
平日と土日祝でなんでこんなに便数が違うんだよ、もう。

こうなると、3万円以上かかるタクシーを使うわけにはいかないから、宮交(宮崎交通)バスの日南・飫肥行きに乗るしかない。
が、これも午前中の便は1本しかなく、9時46分発だから、カープのキャンプ地・油津に着くころには11時半を回ってしまう。

ちなみに、この便はサンマリンスタジアムの前に止まるため、巨人の取材をする日もよく乗っています。
ただ、午前中の日南方面行きはこれ一便だけなので、いつもメチャ混み。

おまけに乗客は僕以上の高齢者が多いから、席が空いてもうっかり座ることが躊躇われる。
というわけで、立ったまま日南海岸を眺めながら、天福球場に到着したのはやっと11時40分過ぎでした。

午前中には黒田球団アドバイザーが若手投手にアドバイスを送る場面があったそうですが、残念ながらこれは取材し損ねた。
しかし、午後には新井監督がドラフト2位新人・内田湘大を手取り足取り、約40分間の直接指導。

練習後の囲み取材では、この秋季キャンプに参加している選手の成長が楽しみだと、新井監督が大いに語ってくれました。
秋のキャンプは春と違い、主力選手がほとんどいなくて、報道陣の人数も少ないんですが、こういう将来に向けた話をじっくり聞ける面白さがある。

それにしても、宮崎から日南への公共交通機関が鉄道、バスともに少ないのは困る。
2月と11月だけでも増便してくれませんかね。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
先頭に戻る