【本日アップ&発売!】東スポWEB&東スポ『赤ペン!!』467/カープ新井監督と野間の師弟物語

広島・野間峻祥は今年こそ、新井監督の下で大化けできるか。
そう期待させたのが、14日の楽天戦の〝大活躍〟である。

九回表に3−3の同点に追いつかれた直後の裏だった。
上本の中前打、菊地の犠打で1死二塁になると、野間が守護神・松井裕からヒットでサヨナラ勝ち。

それも打球が一塁ベースに跳ねるラッキーな当たりだった。
試合後、野間で勝負をかけた新井監督は「最後は野間さんらしいヒットでしたね」とニンマリ。

その野間、サヨナラの前の打席では七回無死一、二塁から2球連続でバント失敗。
3球目で3点目をたたき出す適時打を打った。

それがまた、「野間らしさ」だと新井監督は強調している。

「失敗もあるけど、取り返すチャンスもあるのでね。
野球はミスが起こるもの。

でも次に取り返すチャンスもある。
うまくいかなかったときの次が大切。

試合中は前へ前へとやってほしいですね。
反省するのは試合が終わってからでいいんで」

新井監督は前日13日、野間が3フィートラインを超えたとしてアウトになると、「違うでしょう」と猛抗議。
その姿に、野間の好走塁を無駄にしたくない、という思いも伺えました。

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スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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