【きょう22日アップ&発売!】東スポWeb&東京スポーツ『赤ペン!!』433

「どうしたんですか? 何かあるんですか?」

日南の秋季キャンプで広島・新井新監督に挨拶したら、キョトンとした表情をされた。
新井さんの指導ぶりを見るためだと言うと、「ハハハ」と照れ臭そうに笑っていたところがこの人らしい。

その新井監督、今キャンプでは、野間、遠藤、ケムナなど、若手たちに自ら積極的に声をかけている。
中でも、新任で弟の良太打撃コーチとともに、熱心に直接指導していたのが堂林である。

かつては甲子園のアイドルとして人気を博し、2009年ドラフト2位で入団したプリンスも、13年目で31歳。
毎年のようにレギュラー定着を期待されながら、いまだ「未完の大器」のままだ。

そんな堂林について、新井監督は以前からこう話している。

「昔の僕にそっくりですよ。
若いころの自分と完璧にかぶってます」

そう言う自分が監督に就任した今度こそ、堂林にはレギュラーの座を勝ち取ってほしいはずだ。
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スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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