猛暑の夏、一番汗をかいた日🥵

準々決勝・NTT東日本−セガサミーは乱打戦の末にNTTが勝利

きょうは参った。
毎日毎日、自宅の電気代を節約したいというセコい思惑もあり、涼しくて汗をかかずに済む、という以上に寒くてウインドブレーカーが必要なほどの東京ドームに通っていたのに、かえってこの夏一番の汗をかく羽目になってしまった。

14時プレーボール予定の都市対抗野球大会準々決勝第1試合・NTT東日本−セガサミー戦を取材するため、13時22分、早めに東京ドームに到着し、記者席でPCやスマホをセッティングしようとしたら、スマホがない!
すぐ自宅に忘れてきたと気づいて、まあ、いいか、どうせ4時間程度だから電話がなくても、と一度は思ったんですけどね。

原稿はWindowsマシンのPCで書けるし、試合後のZoom取材にも参加できるし、2種類のアドレスを使い分けているメールの送受信も可能。
だったら4時間ぐらいスマホがなくても大丈夫、と考えたのだが、こういう時に限って、スマホとSMSでしか連絡が取れない相手がいて、午後になったら緊急の連絡が来ることになっていたりする。

これがまた、プライベートで結構重要な案件で、午前中から親戚を巻き込んでスッタモンダしていたものだから、何かあったらどうしようと思うと、もう居ても立っても居られない。
仕方なく、東京ドームから大急ぎで自宅へ取って返しました。

東京ドームから拙宅までは、JR水道橋駅から飯田橋駅まで一駅で、飯田橋駅からさらに徒歩7〜8分。
大した距離ではないが、33℃の炎天下、急ぎ足、時々駆け足で1往復半したら、かなりの量の汗をかく、ということは、きょう経験してみて初めてわかった。

東京ドームにUターンできたのは14時10分過ぎで、試合はすでに二回表1死。
でも、セガサミーが先制して試合が動いたのは直後の二回裏だったから、僕としてはゲームの取材に間に合った、ということにしておきたい。

案の定、15時前後にくだんの相手から電話とメールがあり、試合後に連絡を取って、プライベートの案件については一安心。
セガサミーが負けたのは残念だったけれど、西田真二監督にご協力いただいた原稿はしっかり完成させ、某紙に送っておくこともできました。

帰りは例によって自宅まで歩き、汗をもう一絞りしたあと、本多横丁のお好み焼き屋〈広島っ子〉に寄り、そば肉玉スペシャル焼きをテイクアウトして帰宅。
いいトシをして何をやってるんだかなあ、と溜め息を吐きながら、オールスター第2戦、ロッテ・佐々木朗希の先発登板にも何とか間に合って、風呂上がりにプシュッとやったビールも、持ち帰ったお好み焼きも最高に美味しかったです、はい。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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