久しぶりのボクシング取材🥊

映画『クリード 炎の宿敵』のパンフレット

きょうは最近にしては珍しく、ボクシングの取材に行ってきました。
場所は都内の某ジム、お相手はそのジムの会長を務める、かつて一世を風靡した元世界チャンピオン(防衛6度)。

テーマはもちろん、日本ボクシング史上に残るであろう、世界タイトルをかけた6月7日のビッグマッチ。
日本人王者〝モンスター〟の圧勝が予想されているけれど、果たしてどのような展開になるか、あるテクニックで一世を風靡した元チャンプ独自の視点で語っていただいた。

今回、取材依頼のあった某誌に拙稿が掲載されたら、ボクシング記事は2019年1月11日公開の映画『クリード 炎の宿敵』のパンフレット(上の画像)に寄稿して以来3年ぶり。
取材は2012年にWBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志に話を聞いて以来だから、ちょうど10年ぶりになる。

ちなみに、きょうインタビューした元チャンプにお会いしたのは2008年以来、14年ぶり。
あのときは、アエラ(朝日新聞出版)の看板企画『現代の肖像』で長谷川穂積(元WBC世界バンタム、フェザー、スーパーバンタム級王者)の取材の一環として、彼のファイトスタイルに関するご意見を伺った。

というわけで、何もかもが久しぶりだったきょうのボクシング取材、実に楽しかった、面白かった!
インタビュー終了後に取材内容を反芻しながら、かつては仕事のみならず、趣味としてもしょっちゅうボクシングを観に行っていた頃のことを懐かしく思い出しました。

第476回『ダイナミックグローブ』(2010年4月3日、後楽園ホール)に登場した佐々木基樹

10年前までは、辰吉丈一郎、長谷川穂積、内山高志ら名だたる王者、物議を醸した亀田興毅・大毅兄弟、いまひとつブレークできなかった葛西雄一、八尋史郎、粟生隆寛、日本で出世のきっかけをつかんだホルヘ・リナレス、エドウィン・バレロの世界タイトルマッチを取材。
その傍ら、趣味として後楽園ホールの定期興行『ダイナミックグローブ』に足を運び、2009年にウクライナで世界初挑戦した異能ボクサー・佐々木基樹(当時日本ウエルター級3位)の試合(上の画像)も観戦していたものです。

今回の取材をきっかけに、またボクシングの原稿依頼が増えますように!
あ、このBlogを書きながら、野球のテレビ中継も観てますよ!

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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