上手な自転車乗りと飯能を走る効用🚵‍♂️

右回りループ最大の個人的難所を上るA先生(撮影:タムニィ)

最近の懸案だった某誌の仕事もきのうまでに校了にこぎつけ、その日の午後にはカチカチになった首、肩、背中を小守スポーツマッサージ療院でしっかりほぐしてもらった。
身体をスッキリさせて一夜明けたきょうは、今年4回目となった飯能でのマウンテンバイク遊び。

いつもはひとりで行くんですが、今回は〝個人的MTBコーチ〟タムニィが付き合ってくれました。
「飯能は去年6月以来なのでコースを忘れちゃってるから、赤坂さんにガイドをお願いします」とタムニィに言われ、概ね僕が先頭を走ったけれど、これはあくまでこの人ならではの気遣い(だと思う)。

僕が苦手にしているポイントでは、タムニィに先頭を譲り、彼がどうクリアしているかをしっかり確認させていただきました。
ははあ、ああいうふうに走ればいいんだな、と、その場でわかったつもりになっても、自分がその通りにできるかは別問題ですけどね😅

26インチの旧型フルリジットバイクを軽々と操るタムニィ(撮影:A先生)

自分より上手な人と走ることには別の効用もあって、こんなトシ(59歳)になっても情けないところを見せたくないから、ひとりのとき以上に頑張っちゃうんだよね。
ひとりで走るときは左回り後半の長い下りをついトロトロと流すことが多くなっていたけれど、きょうは僕の数倍速いタムニィが後ろにいるので、一度も足つきもストップもせず、フィニッシュ地点まで完走。

走り終えたときには、いつも以上の充実感を感じました。
タムニィ曰く「この下りは楽しいですね、結構長くて、適度に荒れてて、走り切るとフィニッシュ感がある」。

この感覚を忘れないうちに、また行きたいな。
次回はいつになるかわかりませんが。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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