『食われる家族』(WOWOW)🤨

 침입자/Intruder
103分 2020年 韓国

主人公の建築設計技師カン・ソジン(キム・ムヨル)は、妻スジョンをひき逃げで亡くしてから精神を病み、しばらく同い年の精神科医の元に通っている。
事故当時の記憶を掘り起こす催眠療法は負担が大きいため、医師は投薬治療を勧めるが、そうすると肝心のことが思い出せな苦なるとソジンは思い込んでいる。

そこへ児童保護施設の人間だと名乗る男から電話がかかってきて、1996年に行方不明になっていたあなたの妹ユジン(ソン・ジヒョ)が発見されたと告げる。
ポスターのデザインからもわかる通り、最初から怪しさフンプンで登場するこの女が妹ではないことは明らかで、あとは彼女がいつ正体を現し、何が目的なのかが興味の焦点となる。

ソン・ジヒョはなかなか巧みな悪女演技を見せており、ソジンの一人娘イェナ(パク・ミンハ)を手懐けていく不気味な過程もサスペンスを盛り上げる。
また、年老いた祖父母がユジンにたらし込まれ、実の息子であるソジンの言うことを聞かなくなってしまう、というじれったさを刺激する展開もよくできている。

ただし、ネタバレしてしまうのが結構早く、ユジンの背後関係も何度か繰り返されたパターンで、どこかで観たような既視感がつきまとうことも否めない。
この種の〝家族乗っ取り〟スリラーとしては水準点に達しているとは思いますが。

オススメ度C。

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A=ぜひ!🤗 B=よかったら😉 C=気になったら🤨  D=ヒマだったら😑
※再見、及び旧サイトからの再録

1『藁にもすがる獣たち』(2020年/韓)B

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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