モールトンでちょっと散歩、のつもりが…

荒川河口付近の砂町水辺公園

きょうは夜の日本シリーズ観戦の前に一汗流しておこうと思い、久しぶりにアレックス・モールトンで荒川河川敷へ。
いつものロードバイクではなくモールトンにしたのは、付け替えた新しいタイヤをまだインプレしていなかったから。

4月25日、都内のガーデニングショップを回ろうとこのモールトンで出かけたら、5㎞も走ったか走らないかで前輪のコンチネンタルのタイヤがパンク。
その日のうちにこの自転車を組んだ池袋のショップでコジャックのタイヤとチューブを注文したものの、17インチは極端に品薄になっているそうで、2カ月以上待てど暮らせどメーカーからブツが届かない。

伝手を頼ってモールトンの専門店を紹介してもらい、ここにストックされている純正品のタイヤに交換したのが7月17日。
それだけ苦労してタイヤを付け替えたのに、しばらくは今夏の猛暑に恐れをなしてサイクリングができず、4カ月以上も経ったきょう、やっと実際に乗ってみて感触を確かめることができた、というわけです。

タイヤのインプレの結果は上々。
以前のコンチネンタルは8.5barぐらいにパンパンにしていたため、跳ねるような感触が強かったのに対し、このモールトンの純正品は8.0程度で十分で、路面に吸いつくようにスムーズに走ってくれる。

おかげで30㎞程度で帰宅するつもりが、帰りにあちこち寄り道して、40㎞ぐらい走ってしまった。
こうなると、購入してから20年近く経っているから、サスペンションやブレーキワイヤーなど、本格的なオーバーホールも考えなければならない。

しかし、先立つものがなぁ。
専門店のオーナーには10万円はかかると言われてるんだよな。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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