【きょう9日発売!】東京スポーツ『赤ペン!!』356

日本ハムの〝ビッグボス〟新庄監督の取材は動画をチェックするだけでも大変である。
なにしろ、今月4日の記者会見以降、NHK北海道ローカル、テレビ朝日、現役時代から親交の深い森本稀哲氏のYouTube公式チャンネル『ひちょりズム』などに次から次へと出演。

さらに、ツイッターで7日に沖縄入りすると予告し、豹柄のスカーフに黒ずくめのファッションで那覇空港に登場。
翌8日、国頭での秋季キャンプを視察した際には、午前が真っ赤、午後がまた黒ずくめのジャージー上下にお色直しする念の入れようで、「3日いる予定だけど、飽きたら2日で帰るからね」と〝新庄節〟で笑いを取ることも忘れない。

続いてきょう、ビッグボスはファンと報道陣の期待を裏切ることなく、白のジャージー、茶色のバンダナ、金色のスニーカーという出立ちでやってきた。
しかも、通常なら練習後に行われる囲み取材を朝から行い、きょうの練習メニューやその目的を解説するサービスぶり。

こうなると、本格始動となる来年のキャンプにどんな格好で那覇空港に現れるのか、興味津々。
選手時代、日ハム移籍1年目の2004年はスケスケのセーターにビーサン、2年目の05年にはド派手な「セレブ・ジャージー」(どちらも高級ブランド品)、さらに3年目にはなんとユニホームに金属バットを持って現れた。

ファンサービスには人一倍熱心で、名護キャンプ中は練習終了後に連日夕暮れまでサインを続けていた。
練習休養日前日にはスポンサーパネルの前で囲み取材に応じ、最近のインタビュー番組と同様、独特で軽妙な〝新庄節〟を披露している。

ただ、さすがの新庄でも毎度毎度大ウケとはいかず、たまにはスベっちゃうこともありまして…。
この続きはきょうの東スポ、大スポ、中京スポ、明日朝の九スポ(掲載日は変更あり)で御一読ください!

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
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