【きょう19日発売!】東京スポーツ『赤ペン!!』352

現在10連敗中、借金2、4位広島に3ゲーム差と追い上げられている巨人が、きょうからCS(クライマックスシリーズ)進出をかけてDeNA2連戦に臨む。
事ここに至って思い出されるのが、原監督の持つ連敗記録の数々だ。

第1次政権2年目の2003年9月に9連敗し、その9連敗目は2-19と記録的大敗でBクラス転落。
原監督と三山球団代表の確執もあり、シーズン終了を待たずに原監督の電撃辞任が発表された。

第2次政権1年目の06年は6月に8連敗と10連敗、7月に9連敗。
10連敗の最中は亀井と西岡コーチが試合後に小競り合いを起こし、9連敗の直後は「もうどうしていいかわからない」と、上原が涙を滲ませている。

07年には首位・阪神に一時13ゲーム差をつけられたものの、ここから巻き返して優勝した。
が、CSは落合監督の中日に1勝もできずに3連敗で敗退(当時は首位の1勝アドバンテージ無し)。

14年のCSも阪神に初戦から4連敗して日本シリーズ進出を逃した。
この年の巨人は優勝決定からCSまで3週間近くも空き、すっかりタガがゆるんで、3連敗したら早くも諦めムードだった。

一昨年、昨年と、2年連続でソフトバンクに4連敗した日本シリーズには今さら言及するまでもあるまい。
ここまで巨人が逆境に脆くなった原因は何なのか、原監督の元でコーチを務めた経験者はこう指摘している。

「原監督の権力が大きくなり過ぎて、今のようにチームが苦しい時、俺が何とかしてやろうという選手が声をあげられなくなっている。
ヤクルトの塩見みたいな元気な若手が1人いるだけでも、チームの雰囲気はガラッと変わるんだけどね」

この続きはきょうの東スポ、大スポ、中京スポ、明日朝の九スポ(掲載日は変更あり)で御一読ください。

スポーツライター。 1986年、日刊現代に入社。88年から運動部記者を務める。2002年に単行本デビュー作『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)を上梓。06年に独立。『失われた甲子園』(講談社)新潮ドキュメント賞ノミネート。東スポ毎週火曜『赤ペン!!』連載中。 東京運動記者クラブ会員。日本文藝家協会会員。
先頭に戻る